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AAAキャラバトルロワイアルpart3

1 :クレス:2007/08/03(金) 22:21:41 ID:IWa/T9y2O
ここはトライエース(以下AAA)キャラでバトルロワイヤルを行う企画です。
参加資格は全員にあります。
参加型リレー小説というテーマを元に、皆さんで物語を作り上げていきましょう。

・企画発祥スレ
バトルロワイアル企画を考える inゲームサロン
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1160050565/l50
・過去スレ
http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1162909976/
http://game12.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1172767328/
・まとめWiki
http://www23.atwiki.jp/aaarowa/
・したらば掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9356/

詳しい説明・ルールは>>2以降。

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 22:24:53 ID:BcySSys40
【基本ルール】
・全員で殺し合いを行い、生き残った最後の一人が勝者。
・勝者には元の世界への帰還と、それとは別の褒美が主催者より与えられる?(未決定)
・参加者間でのやり取りに反則はない。
・参加者全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者無し)となる。

【スタート時の持ち物】
・参加者があらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。
(義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない)
・また、衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される
・ゲーム開始直前に参加者は開催側から以下の物を支給される

「デイパック」→他の荷物を運ぶための小さいリュック。鞄などの類であればなんでも可
「地図」→ 大まかな地形の記された地図。禁止エリアがあるならば、それを判別するための境界線と座標がひかれている。
「コンパス」→ 安っぽい普通のコンパス。東西南北がわかる
「照明器具」→ 着火器具+携帯ランタン(油は2〜3日分or切れない)、または懐中電灯。
「筆記用具」→ 普通の鉛筆と紙、もしくはノートの類。
「水と食料」→ 通常の飲料と食料。目安としては通常の成人男性で二〜三日分。
「名簿」→全ての参加者の名前のみ明記。
「時計」→ 普通の時計。時刻がわかる。主催者側が指定する時刻はこの時計で確認する
「ランダムアイテム」 → 何かのアイテムが入っている。作中の道具や武器、銃火器など

【放送関連】
一日四回、六時間毎に放送が入る。(0時、6時、12時、18時)
放送内容は「禁止エリアの場所と指定される時間」「過去6時間に死んだキャラ名」
「残りの人数」「主催者の気まぐれなお話」等。

【首輪・禁止エリア関連】
ゲーム開始前からプレイヤーは全員、「首輪」を填められている。
首輪が爆発すると、そのプレイヤーは死ぬ。(例外はない)
主催者側はいつでも自由に首輪を爆発させることができる。
この首輪はプレイヤーの生死を常に判断し、開催者側へプレイヤーの生死と現在位置のデータを送っている。
24時間死者が出ない場合は全員の首輪が発動し、全員が死ぬ。 
「首輪」を外すことは専門的な知識がないと難しい。
下手に無理やり取り去ろうとすると首輪が自動的に爆発し死ぬことになる。
プレイヤーには説明はされないが、実は盗聴機能があり音声は開催者側に筒抜けである。
開催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にいると首輪が自動的に爆発する。
なお、どんな魔法や爆発に巻き込まれようと、誘爆は絶対にしない。
例え首輪を外しても会場からは脱出できないし、禁止能力が使えるようにもならない。
首輪の材質は「何が起きても首に超フィットする不思議なご都合主義パワーが篭った首輪」。
よって体を巨大化させるなどしても首輪を外すことは出来ない。
主催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にいると首輪が自動的に爆発する。
禁止エリアは3時間ごとに1エリアづつ増えていく。

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 22:25:31 ID:BcySSys40
【能力・能力制限関連】
身体能力、攻撃能力については基本的に無し。
(ただし敵ボスクラスについては例外的措置がある場合あり)
治癒魔法については通常の1/10以下の効果になっています。蘇生魔法は「気絶状態を治す」程度。
キャラが再生能力を持っている場合でもその能力は1/10程度に制限される。
しかしステータス異常回復は普通に行える。
その他、時空間移動能力なども使用不可。
MPを消費するということは精神的に消耗すること。MPを消費する=疲れる。
全体魔法の攻撃範囲は、術者の視野内にいると判断された人物。
MPは自然に徐々に回復(通常時なら二時間で10%、睡眠時はその2倍ぐらい)?

【キャラの特殊能力制限で決まっている設定】
・レナス 原子配列変換及びMP変換、世界再生能力の無効、精神集中※後述
・フェイト ディストラクションの弱体化(本編で使える技は特に制限なし)
・マリア アルティネイションの弱体化(本編で使える技は特にry)
・フレイ 空中浮遊の高度制限 空間移動←まだ決まっていない
・ダオス 時間転移能力の無効 空中浮遊の高度制限
・ガブリエル 崩壊紋章の無効、真・ガブリエル化による能力上昇無し(神曲は使用可能)
・ロキ ドラゴンオーブによるパワー解放の無効(支給品のドラゴンオーブを入手すれば可)
・ルシオン 形態変化の無効 再生能力の効果の弱体
・アーチェ 杖浮遊の無効(支給品にアーチェの浮遊杖があるなら別)
・レザード 移送方陣の無効 屍霊術(一人ぐらい)
・エイミ 竜変化(一回だけ)
・ノートン 再生能力の弱体
・シン 空中浮遊の高度制限

※レナスの精神集中について
1.放送毎に1回使用可能
2.使用中は完全に無防備
3.使用するには集中できる環境が必要
4.聞ける声は任意で選べない
5.声は聞こえるが人物を特定できる程鮮明ではない
6.ブラムス探知能力は無し
7.一応レナス一行が介入する事でその人間の死を回避する事は可能(放っておいたり、間に合わない場合は当然死亡)

【アイテム・クリエイション・料理関連】
アイテムによる回復は制限を受けない。
料理は「材料があればつくれるが、回復効果はない」いわゆる空腹を満たす程度。
ボーマンの調合スキルは薬草があればOK

【フェイズガン関連】
フェイズガンは弾丸がなく、エネルギー弾を発射する銃である。
だから弾込めする必要はないが、エネルギーが切れると撃てなくなる。

最大エネルギー量は100%で、銃の残量を(***/100)と示す。
[例] (70/100)とすると,残量が70%残っていることになる。

銃の威力または性能によって、弾を撃ったときの消費量が異なる。
またエネルギーが足りないときは一切撃てない。
[例] 残量が(41/100)の時、パルスショットガン(散弾式のフェイズガン)消費エネ33%は撃てるが、残量が(32/100)の時は撃てない

フェイズガンのエネルギーは放送ごとに50%補充される。
注意)徐々に補充されるわけではなく、一気に補充される。

フェイズガンを所持品と持っているとき〔名前〕〔性能〕〔消費エネルギー〕〔残量〕の順番に書く。

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 22:27:09 ID:BcySSys40
【会場関連】
舞台になるのは原作ロワと同じ沖木島。街並みは現代風の田舎町。
現地調達できるアイテムは『普通に使ったら武器にならない』かつ『類似品が支給されてない』
・悪い例
「押入漁ってたらこんなの出ちゃいました」
「ちょwニュートロンボムwww」
・良い例
「押入漁ってたらこんなの出ちゃいました」
「広辞苑か……まあ役に立つかもなしれないし、貰っておくか」
食料は一軒につき一食分程度?
診療所には医療器具は無い?

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 22:28:06 ID:BcySSys40
【書き手の心得その1(心構え)】
・この物語はリレー小説です。
 みんなでひとつの物語をつくっている、ということを意識しましょう。一人で先走らないように。
・知らないキャラを書くときは、綿密な下調べをしてください。
 二次創作で口調や言動に違和感を感じるのは致命的です。
・みんなの迷惑にならないように、連投規制にひっかかりそうであれば保管庫にうpしてください。
・巧い文章はではなく、キャラへの愛情と物語への情熱をもって、自分のもてる力すべてをふり絞って書け!
・叩かれても泣かない。
・来るのが辛いだろうけど、ものいいがついたらできる限り顔を出す事。
 できれば自分で弁解なり無効宣言して欲しいです。

【書き手の心得その2(実際に書いてみる)】
・…を使うのが基本です。・・・や...はお勧めしません。また、リズムを崩すので多用は禁物。
・適切なところに句読点をうちましょう。特に文末は油断しているとつけわすれが多いです。
 ただし、かぎかっこ「 」の文末にはつけなくてよいようです。
・適切なところで改行をしましょう。
 改行のしすぎは文のリズムを崩しますが、ないと読みづらかったり、煩雑な印象を与えます。
・同じ文末を連続して使用するのはなるべく避けましょう。
・かぎかっこ「 」などの間は、二行目、三行目など、冒頭にスペースをあけてください。
・人物背景はできるだけ把握しておく事。
・過去ログ、マップはできるだけよんでおくこと。
 特に自分の書くキャラの位置、周辺の情報は絶対にチェックしてください。
・一人称と三人称は区別してください。
・極力ご都合主義にならないよう配慮してください。露骨にやられると萎えます。
・「なぜ、どうしてこうなったのか」をはっきりとさせましょう。
・状況はきちんと描写することが大切です。また、会話の連続は控えたほうが吉。
 ひとつの基準として、内容の多い会話は3つ以上連続させないなど。
・フラグは大事にする事。キャラの持ち味を殺さないように。ベタすぎる展開は避けてください。
・ライトノベルのような萌え要素などは両刃の剣。
・位置は誰にでもわかるよう、明確に書きましょう。

【書き手の心得3(一歩踏み込んでみる)】
・経過時間はできるだけ『多め』に見ておきましょう。
 自分では駆け足すれば間に合うと思っても、他の人が納得してくれるとは限りません。
 また、ギリギリ進行が何度も続くと、辻褄合わせが大変になってしまいます。
・キャラクターの回復スピードを早めすぎないようにしましょう。
 (今までの話を平均すると、回復魔法使用+半日費やして6〜8割といったところです)
・戦闘以外で、出番が多いキャラを何度も動かすのは、できるだけ控えましょう。
 あまり同じキャラばかり動き続けていると、読み手もお腹いっぱいな気分になってきます。
 それに出番の少ないキャラ達が、あなたの愛の手を待っています。
・キャラの現在地や時間軸、凍結中のパートなど、雑談スレには色々な情報があります。
 本スレだけでなく雑談スレにも目を通してね。
・『展開のための展開』はイクナイ(・A・)!
 キャラクターはチェスの駒ではありません、各々の思考や移動経路などをしっかりと考えてあげてください。
・書きあがったら、投下前に一度しっかり見直してみましょう。
 誤字脱字をぐっと減らせるし、話の問題点や矛盾点を見つけることができます。
 一時間以上(理想は半日以上)間を空けてから見返すと一層効果的。

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 22:29:34 ID:BcySSys40
【作品を書いた時の必要事項】
・作中での時間表記
 深夜:0〜2
 黎明:2〜4
 早朝:4〜6
 朝:6〜8
 午前:8〜10
 昼:10〜12
 真昼:12〜14
 午後:14〜16
 夕方:16〜18
 夜:18〜20
 夜中:20〜22
 真夜中:22〜24

・キャラ表記について
 【座標/場所/時間】
 【キャラクター名】[MP残量]
 [装備]:キャラクターが装備している武器など、すぐに使える(使っている)ものを記入。
 [道具]:キャラクターがザックなどにしまっている武器・アイテムなどを記入。
 [状態]:キャラクターの肉体的、精神的状態を記入。
 [思考]:現在具体的に考えている事・行っている事を記入。
 [行動方針]:キャラクターの目的
 [備考]:その他何か特記事項。無くても良い。

【名前 死亡】※死亡したキャラが出た場合のみいれる。
【残り○○人】※死亡したキャラが出た場合のみいれる。
以下、人数分。

−例−
【クロード・C・ケニー】[MP残量:50%]
[装備:木刀]
[道具:アップルグミ・フェイスガン・デイバック(支給品一式)]
[状態:頭部裂傷]
[思考:混乱]
[行動方針:主催者を打倒]

【ノートン 死亡】
【残り40人】

【修正に関して】
・修正(NG)要望は、名前欄か一行目にはっきりとその旨を記述してください。
・NGや修正を申し立てられるのは、
 「明らかな矛盾がある」「設定が違う」「時間の進み方が異常」「明らかに荒らす意図の元に書かれている」
 「雑談スレで決められた事柄に違反している(凍結中パートを勝手に動かす等)」
 以上の要件のうち、一つ以上を満たしている場合のみです。
・批判も意見の一つです。臆せずに言いましょう。
 ただし、上記の修正要望要件を満たしていない場合は
 修正してほしいと主張しても、実際に修正される可能性は0だと思って下さい。
・書き手が批判意見を元に、自主的に修正する事は自由です。

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 22:30:17 ID:BcySSys40
【読み手の心得】
・このスレは投下・雑談を兼用しています。きたんなく雑談しましょう。
・好きなキャラがピンチになっても騒がない、愚痴らない。
・好きなキャラが死んでも泣かない、絡まない。
・荒らしは透明あぼーん推奨。
・批判意見に対する過度な擁護は、事態を泥沼化させる元です。
 同じ意見に基づいた擁護レスを見つけたら、書き込むのを止めましょう。
・擁護レスに対する噛み付きは、事態を泥沼化させる元です。
 修正要望を満たしていない場合、自分の意見を押し通そうとするのは止めましょう。
・嫌な気分になったら、バーニィ(ぬいぐるみも可)をふかふかしてマターリしてください。
・「空気嫁」は、言っている本人が一番空気を読めていない諸刃の剣。玄人でもお勧めしません。
・「フラグ潰し」はNGワード。2chのリレー小説に完璧なクオリティなんてものは存在しません。
 やり場のない気持ちや怒りをぶつける前に、TVを付けてラジオ体操でもしてみましょう。
 冷たい牛乳を飲んでカルシウムを摂取したり、一旦眠ったりするのも効果的です。
・感想は書き手の心の糧です。指摘は書き手の腕の研ぎ石です。
 丁寧な感想や鋭い指摘は、書き手のモチベーションを上げ、引いては作品の質の向上に繋がります。
・ロワスレの繁栄や良作を望むなら、書き手のモチベーションを下げるような行動は極力慎みましょう。
・あまりしつこくダジャレを言ってる人がいたら「時空剣士乙」「クレス自重しろ」等で返しましょう。

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 22:31:04 ID:BcySSys40
【参加者&生存状況】

スターオーシャン2(SO2) 12/15
○クロード/○レナ/○セリーヌ/○アシュトン/○プリシス/○ボーマン/○ディアス
○レオン/●オペラ/○エルネスト/●ノエル/○チサト/●シン/○ミカエル/○ガブリエル

スターオーシャン3(SO3) 7/15
○フェイト/○ソフィア/●スフレ/○クリフ/●ネル/●ロジャー/○マリア/○アルベル
●アドレー/○ミラージュ/●クレア/●ノートン/●ビウィグ/●ヴォックス/○IMITATIVEブレア

ヴァルキリープロファイル(VP)  7/13
○レナス/○アリューゼ/○レザード/○ルシオ/●メルティーナ/●ジェラード
●夢瑠/●ロウファ/●エイミ/○ジュン/○ブラムス/○ロキ/●フレイ

ヴァルキリープロファイル2(VP2)  2/2
○アリーシャ/○ルーファス

ラジアータストーリーズ(RS) 5/8
○ジャック/○リドリー/●ガンツ/●エルウェン/○ガウェイン/○ミランダ
○ガルヴァドス/●ルシオン

テイルズオブファンタジア(TOP)  6/9
○クレス/●ミント/○チェスター/○クラース/ ○アーチェ/○すず
●ダオス/●デミテル/○ジェストーナ

合計 39/62
○=生存 ●=死亡(一日目真昼〜夕方、開始から6〜10時間経過)

禁止エリア
13時にC-04、15時にG-03、17時にE-06

主催者:ルシファー(スフィア社)@SO3


【キャラの参加時期】
基本的に本編終了後(原作で死亡しているキャラは死亡した後)
SO2:本編終了後、BS前
VP:レナスとルシオはAエンド後 ロキとフレイはChapter7〜8辺り?
VP2:アリーシャ、ルーファス共にユグドラシルのオーディン戦後
RS:人間編END後?
TOP:チェスターは未来編突入直後

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 22:31:45 ID:BcySSys40
何とか規制されずにいけたか

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 22:52:25 ID:W1CFEF1O0
>>1新スレ乙
>>9テンプレ乙

アルベル「始まるぞクソ虫ども」
クレス「いくでガンツ!」
ブラムス「ふんがー」
ディアス「まともに始めてくれ」


11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 00:07:08 ID:xi3FTa+C0
両者乙!

12 : ◆MJv.H0/MJQ :2007/08/04(土) 00:10:55 ID:eI5/393JO
すみません、ルシオと洵を予約していた者ですが、延長お願いします。

>>1
>>2
乙です

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 01:58:34 ID:xi3FTa+C0
>>12
ラジャ、自分のペースでどぞ。

とりあえず、第一回放送後にまだ動きがないキャラのまとめ。

ミカエル(方針…無差別マーダー)
G−2の平瀬村にて獲物を待ち伏せ中。エルネスト&クラースに一杯喰わされてややご立腹。

すず(方針…恐らくアサシンマーダー。ただしTOP勢の殺害には消極的)
D−4の森からどこかへ移動中。装備中のブラッディアーマーの効果には気付いていない。
休憩して夜から行動開始か?

ミラージュ(方針…対主催)
C−4・鎌石村の民家内で絶賛気絶中。第一回放送を聞き逃した可能性が高い。
近くでロキがチャリンコのベル鳴らしながら移動中、ヤバいぞ!


こんなところかな?

14 : ◆MJv.H0/MJQ :2007/08/04(土) 15:39:15 ID:eI5/393JO
遅れましたが、投下します

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 15:42:24 ID:eI5/393JO
「ま…も……る」
その呟きと共に、目の前の男女が光の中に消えていく。
「ちッ!」
転移――男の能力なのだろう。先程の攻防では多少驚かされたが、この地に神界の民もいることも考えれば別に珍しい能力ではない。
取り合えず周囲を見渡してみるが、彼等が現れた様子も、現れる様子もない。
その後、一通り境内をみて回ったが、彼等の姿は何処にもなかった。
洵はデイパックから地図を取り出し、その場で広げる。すでに彼等が何処へ行ったのかは分からない。だが、男の傷は深いはずだ。
「治療するための道具・術が無いと仮定。俺なら……」
この神社の近くには、村とホテル跡がある。
村なら治療のための道具が手には入るかも知れない。人も集まりやすい。回復の術を持つ者がいるかも知れない。
だが、やって来る者のなかには自分の様な人間もいるはずだ。重傷の人間を連れ歩くには少々危険だろう。
ホテルはどのようなものかは分からない。『跡』という字がついてるため、受ける印象は良くない。
暫く考えた後、彼は結論を下す。
「俺なら村へ行く」

小一時間後、洵は平瀬村にある茂みに身を隠していた。
先程の戦いで手に入れた支給品。今、それの確認を行っていた所だ。
村には人が集まりやすい。
ヴァルキリーやブラムスといった強者がここに来ているかも知れない。先程の男女が自分より先に村へ来ているかも知れない。
仮に、あの男女が既にヴァルキリーと手を組んでいたら……正攻法では間違いなく勝てないだろう。
神社で支給品を回収した時点で、木刀以外は武器ではなさそうだということは分かっていた。
灰色の小さく薄い板と掌サイズの箱が二つ。どちらも見たことがない道具だ。
それでも、エンジェル・キュリオに似た力があるリバースドールなんて物があったのだ、
もしかしたら、これにもディメンジョン・スリップやタイマーリングの様な非常に役立つ力があるかも知れない。
この道具の力によっては、ヴァルキリーの様な強者さえ出し抜けるかも知れない。
そういう期待も込めて、説明書を読んでみたが、
「…………」
現実は非情であった。
箱の方――コミュニケーターは翻訳機能や通信機能など便利な機能がついているが、戦闘面では役に立たない。
板の方に至っては、これ一つだけでは意味がないようだ。
「むぅ……これがあれば何時でも阿衣と会話が……ゲフンゲフン……まったく、自分以外の全てが敵だと言うのに、
 離れた相手と会話できる道具など何の役に立つんだ?」
洵は大きく溜息をついた後、道沿いに歩き出した。

16 :対戦乙女用最終兵器:2007/08/04(土) 15:48:00 ID:eI5/393JO



平瀬村へ続く一本道を進みながら、ルシオはこれからのことについて考えていた。
彼の取り合えずの行動方針は『知り合いと合流(特にレナス)』なのだが、今頃になってこの行動方針に不安を感じ始めていたのだ。
(アリューゼ、メルティーナ、夢瑠、エイミ、洵、これにプラチナを加えて残り六人か。
 プラチナは兎も角、他の五人は信用できるのだろうか……)
彼がレナスの下で仲間達と共に戦った期間はお世辞にも長いとは言えない。
おまけに、その短い期間はレナスのことばかり気に掛けていて、他の仲間とは余り交流を持たなかった。
この島に連れてこられている面々とも、数回言葉を交した程度の関係なのだ。
(ま、まぁ何時までもこんなことで悩んではいられないよな。それに彼女が自ら選んだ仲間達なんだ。多分……いや、きっと大丈夫さ)
そう自分に言い聞かせて、彼は歩を進める。目的地はもうすぐそこまで迫っていた。

この村の雰囲気は、自分の故郷と何となく似ている気がした。
と言っても、風景は民家の数がそれほど多くないことくらいしか似ていない。
人がいないせいか、何とも寂しげな雰囲気をかもし出している……その寂しげな所が似ているのだ。
故郷には思い出したくないことが沢山ある。たが、それ以上にプラチナとの思い出が沢山あった。
そういった思い出に浸りながらも、彼はレナスを求め平瀬村を進む。
「プラチナ……ここにいるといいな」
ただ、注意力は確実に低下していた。
後方から物音が聞こえる。そう気付いた時には、
「動くな」
既に首筋に刀剣が宛てがわれていた。
「持っている荷物を全て前方へ放れ。死にたくないならな」
もし相手が悪かったら既に死んでいたなと、内心苦笑いをする。
直ぐに殺されなかったということは、相手は殺し合いに乗っていない可能性もある。
だから、取り合えず相手の指示に従うことにする。
「これでいいか?」
「お前はこの遊戯の中でどう動く? 答えろ」
相手はこちらの行動方針を聞いてきた。別に隠すようなことではないので、正直に話してやる。
「……知り合いを捜している。できれば皆で一緒にこの島から脱出したい」
「あの男の話を聞いてなかったのか? ここから出られるのは一人だけだ」
「何事もやって見なきゃ分からないだろ。手段はこれから探す」
僅かな沈黙の後、不意に首に宛てがわれていた刀剣から解放される。
「ふん……どうやら目的は俺と同じの様だな」
その言葉を聞いて振り返った先にいたのは、この島に連れてこられた知り合いの一人。
倭国の特徴的な服に身を包んだ男、
「お前……洵じゃないか!」

17 :対戦乙女用最終兵器:2007/08/04(土) 15:50:03 ID:eI5/393JO



「――そんなわけで、青髪の女と金髪の男の二人組には気をつけろ」
「友好的に近づいて油断した所を不意打ちか……良く無事だったな」
「ふん、俺を誰だと思っている」
ルシオと洵は並んで村を進む。
洵がルシオを殺さなかった理由。それは、決して気まぐれなんかではない。
「ルシオ、お前にこれを渡しておく」
「? なんだこれ?」
ルシオに渡したのはコミュニケーターの片割れ。
「仕組みは分からんが、これを持つ者どうしは離れていても会話ができる。使い方は歩きながら説明してやる」
コミュニケーターには他にも機能はあるが、それを教えてやる義理はない。
「どうしてそれを俺に?」
「この村での詮索が終わったら、一旦別れることを提案する」
それを聞いたルシオは怪訝な顔つきになるが、気にせず続ける。
「俺達の一番の目的は『ヴァルキリーと合流すること』だ。二人で一緒に探すより別々に探す方が効率がいい」
「しかし……」
ルシオが何か言いたげだが、そんなことは気にしない。
「ヴァルキリーと合流できたら、この『こみゅにけいたあ』を使って連絡をする。分かったな」
「あ、ああ」
まだ何か言いたげだが、渋々合意してくれた様だ。



――俺はあの時のことを良く憶えている。
ブラムスやレザード・ヴァレスの協力もあって、蘇ったヴァルキリーの様子。
取り乱していた。あのヴァルキリーがだ。原因はルシオにあるらしい。
この二人の関係については興味は無い。
ただ、ルシオの存在はヴァルキリーにとって弱点となるのではないか? そう考えた。
さて、俺達が無事ヴァルキリーと合流できたらどうするか?
ルシオを人質にして、ヴァルキリーを手駒として使ってみるか?
それとも、隙を見て二人とも殺るか?
まぁ、結論はその時になってから出すとしよう。
もし、ヴァルキリーと合流する前にルシオが死んだ場合は?
その時、ヴァルキリーは平静を保っていられるのだろうか。これはこれで興味を引かれる……

「なあ、洵。取り合えずこの道具の使い方を教えてくれよ」
「ん……ああ、そうだな。では、まずはこの突起を――」
二人は、会話しながら一歩一歩着実に村の中を進んでいった。

18 :対戦乙女用最終兵器:2007/08/04(土) 15:53:18 ID:eI5/393JO


「と、そうだ、もう一つ見せたい物がある」
「……スターオーシャン? ブルースフィア?」
「説明書によると『げえむぼうい』とやらが無いと意味が無い道具らしい。げえむぼういとは何か分かるか?」
「ごめん、聞いたことも無い言葉だ」
「…………」
「ついでだ、プラ……ヴァルキリーと並行してその『げえむぼうい』ってやつも探しておくよ」
「すまない、そうしてもらえると助かる」


【F-2/午後】
【ルシオ】[MP残量:100%]
[状態:正常]
[装備:アービトレイター@RS]
[道具:無敵ユニット、コミュニケーター@SO3、確認済み支給品×0〜1、荷物一式]
[行動方針:知り合いと合流(特にレナス)]
[思考1:洵と共に平瀬村で仲間の詮索]
[思考2:ゲームボーイを探す]
[現在地:平瀬村]
[備考]:
※コミュニケーターの機能は通信機能しか把握していません
※マリアとクレスを危険人物と認識(名前は知りません)

【洵】[MP残量:80%]
[状態:腹部の打撲、顔に痣、首の打ち身:戦闘に多少支障をきたす程度]
[装備:ダマスクスソード@TOP、木刀]
[道具:コミュニケーター@SO3、スターオーシャンBS@現実世界、荷物一式]
[行動方針:自殺をする気は起きないので、優勝を狙うことにする]
[思考1:出会った者は殺すが、積極的に獲物を探したりはしない]
[思考2:現時点でルシオを殺すつもりはない]
[思考3:ルシオを使ってレナスを利用もしくは殺害]
[思考4:ゲームボーイを探す]
[現在地:平瀬村]

19 : ◆MJv.H0/MJQ :2007/08/04(土) 15:54:21 ID:eI5/393JO
投下しました

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 16:06:49 ID:yQ0oB4WF0
GJ!
ルシオにどんどん死亡フラグが増えている気が…
それにしてもゲームボーイなんて探しても何にもなりませんよ洵さんw

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 19:27:11 ID:MT6jng1x0
ゲームボーイでゲームやれば、SO2の人達のデータ採取になるんじゃねぇ?
ただそこまで意味があるかは別として。

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 19:31:00 ID:fZIAiuxf0
投下乙!
洵…意外としたたかな奴だったんだなw

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/05(日) 04:51:52 ID:/GVQQuL90
ルシオが着実に死亡フラグを積み重ねていってるな
他と比べてけして弱くは無いはずなのに何でこんなにどうしようも無い感が漂ってるんだろう

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/05(日) 12:04:01 ID:99lIaysDO
ルシオはヒーローじゃなくて【悲劇のヒロイン】だからな

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/06(月) 03:12:47 ID:ddTYCmUH0
>>19GJ!
洵のシスコン描写をみてそういやこんな設定あったなとか思い出した。

ルシオゲーム内でも死んだ後魂まで消滅させられたりと、このロワの中で一番死ぬシーンがイメージされやすいし。
おそらく彼は次の日の出は拝むことは出来ないんじゃないかと…。

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/06(月) 15:07:40 ID:q37V8pAaO
まあ死なせてなんぼってキャラもいるからね
シンとかノートンとかジェス何とかとか

そういやミランダってどこ行ったんだ?

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/06(月) 18:59:23 ID:UZn2dVpZ0
>>26
第61話より
【F−3/真昼】

【ミランダ】[MP残量:100%]
[思考1]:チェスターとルシオのどちらかの後を追う
[現在位置]:道を移動中

という感じらしい。

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/07(火) 00:03:02 ID:0KR/H4pMO
あ、いや。
それは分かってるけど、その後のチェスターの話にもルシ男の話にも出てこなかったからさ
現時点ではまだどっち追ったか分からないって事?

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/07(火) 13:49:48 ID:0iMBr1Kz0
>>28
あ〜、そういうことか…現時点では不明ってことになってるみたい。
まあ、どっちかを尾行していたが見失ったとか警戒して出てこなかったとか色々考えられる。
そこら辺は次の書き手さんにお任せってことじゃないかな。

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/07(火) 18:24:01 ID:SzHxbpLBO
何気にシスコン侍はVPのサブキャラ勢唯一の生き残りなんだよな
ヅラもロキも変態眼鏡も反主催に転んだし、VP勢からのマーダーとして今後に期待
順調に道を踏み外していってるしな

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/07(火) 23:13:57 ID:cInXVJaj0
ヅラはともかく、ロキも変態も対主催とはいえ外道丸出しだけどなw

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 02:14:17 ID:quSTI4Ke0
むしろあいつらは対主催だからこそ厄介な気がするww

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 00:37:47 ID:4Zvp7+a00
正直マーダーよりも会いたくない奴らだよなw

さて、とあるキャラの話を書こうかとも思うが
他のキャラの現在地把握が出来ていないので書くに書けない…
しばらくはwikiのリンクをちょくちょく編集しつつ現状把握に努めるか。

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 00:42:33 ID:csgEtxZT0
したらばに最新の地図が上がってたよ

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/09(木) 18:18:28 ID:IAYC6VYwO
前スレ埋めなくていいのか?

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 13:11:01 ID:GroRztPeO
今更だが、前スレ>>733
ディアスがクォドスキャナーもってるぞ

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 17:55:38 ID:Pq6w/3xC0
>>36
げっ、マジだ。
支給品一覧しか確認してなかったぜ…

ところで、前スレ埋めるのは適当にでっかいAA貼り付ければおk?

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 19:54:06 ID:5xHHLz+OO
埋めついでなら、個人的に各キャラの状況欄をダーッと集団ごとに区切って張り付けとくとwikiで調べる手間も省けてありがたいかもしれない

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/10(金) 19:56:31 ID:5xHHLz+OO
あ、集団ってのは地図上で近くにいる奴らってことね

とはいえ地図と状態欄往復すんのが面倒だなんて言うのはたぶん俺だけだし普通にAAでもいい気がしてきた

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/11(土) 21:02:04 ID:h1T1qru/0
よし、ちょっくら前スレ埋めてくる。

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 00:16:58 ID:k/O3aEfm0
結局埋めたのは変態かよw
レナスレナス言ってないで早く脱出の方法考えて下さいよw

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 20:03:56 ID:sI3jDu+A0
しかしレナスレナス言わない変態は変態ではないww

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/15(水) 07:29:13 ID:7R8/DYixO


44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/16(木) 20:36:14 ID:EH8L9dNj0
最近のうだるような暑さのせいで、全くネタが出てこないんだぜ。
何とか放送後に動きが無いキャラを動かしたいんだが…

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 02:54:20 ID:6Xc8O8zmO
特にミカエルは何とかしたいなw
それと、グールパウダーって全部エイミに飲ませちゃった?

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/17(金) 23:23:20 ID:7jjTPKRA0
道具欄にないし全部無くなったんじゃない?

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/19(日) 06:19:21 ID:CDE2AS8B0
保守代わりに質問。
1.ガブリエルってスターフレア撃ってきたっけ?サイト調べてみたり攻略本探したけど載ってなくって。
なんとなく撃たれた記憶があるんだけど曖昧で…。

2.こっちも攻略本漁ったんだけど、ジェストーナってどこで出てくる敵?攻略本のモンスターデータの所に載ってない。
PSのメモカが犬に砕かれたから確認できないorz 書くにもどんなモンスターか分からんと話にならないし。

分かる方教えてください。

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/19(日) 11:13:03 ID:3AcwmEI+O
>>47
ミッドガルズ空中戦の直後モリスンが死亡するイベントがありますよね?
あの時モリスンに道連れにされた奴がジェストーナ。つまり戦うこと無く逝ってしまう。
なりきりダンジョンでは戦えるらしい。
種族はドラコケンタウロス。確かこいつには公式イラストがあったはず。

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/20(月) 00:14:28 ID:hqKOuLSHO
ガブリエルはスターフレア撃ってくるよ

50 :47 ◆yHjSlOJmms :2007/08/20(月) 01:18:47 ID:Y8p9YozK0
ご両名ともサンクスです。
>>48 どうりでモンスターのところに載ってないわけですねw
とりあえず攻撃手段等はドラコケンタウロス系のもので無難なかんじで行きます。
>>49 やっぱり間違っていませんでしたか。
下手したらフィリア憑きの時限定かと思いましたがこれで何とか書けそうです。

バイトとか忙しいので延長を申し出るかもしれませんが、ガブリエル、ジェストーナ、セリーヌ、アリーシャ予約します。

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/20(月) 12:41:54 ID:rNDeYDMH0
久々に予約キター
期待です

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/20(月) 20:25:43 ID:XYrdIM9P0
予約ktkr
期待して待っております。

53 :47 ◆yHjSlOJmms :2007/08/22(水) 01:31:38 ID:C3kL9Mnn0
完成しましたので投下します。

54 :追い詰められし者の牙:2007/08/22(水) 01:33:55 ID:C3kL9Mnn0
「なめんなよ!死ぬ前にこのジェストーナ様の力、とくと目に焼き付けておけ!」
と威勢よく飛び出してはみたものの、やっぱりガブリエル超恐え〜。
もうなんつーの? 身に纏うオーラからして格の違いを感じさせやがる。
だがしかし、男ジェストーナ、一度腹を括ったからには背中は見せねぇ。
こうなりゃ最初からクライマックスだぜ。
この俺様の鋼鉄をも引き裂くこの爪でミンチにしてやらぁー。
ザシュッ!
鋭い刃物で切り裂く音が聞こえた。
だが手応えが無い。確認するとガブリエルは傷一つついてない。
ありゃ?切れたのは服だけですか?
「この程度か?やはり魔物は魔物と言う事か…」
ひどく冷めた目で俺を睨むガブリエル。
「いけない離れて!」
そう叫んでこちらに駆け寄るセリーヌが助けた少女A(俺命名)
肝心のセリーヌは目をつぶって精神を集中なさってるご様子。
相変わらずの早口で詠唱してる。
その足元に無人君がのんきに手を振ってやがる。
やっぱり君は役に立たなかったね。
とか突っ込んでる場合じゃねぇ。
少女Aの援護もセリーヌの呪文もすぐに来そうにない。
つまり俺が、目の前の恐怖から逃れるには、俺自身でどうにかするしかないわけだ。
こうなりゃ奥の手だ。
地獄の業火と恐れられたこの火炎で。
「食らえ!」
放った火球でガブリエルが火だるまに………ならねぇ!?
せいぜいガードに使った左腕の袖を焦がし、軽い火傷を負わした程度。
おいおい? 冗談だろ!? もうあれだよ? 俺のバトルフェイズは終わりだよ?
「多少芸はできる様だな? 他には何ができるんだ?」
だから終わりだっての。
「もう品切れか…。なら死ね!」
そう叫ぶやいなや手をかざすガブリエル。
その刹那。ガブリエルを中心にリング状の力場が広がった。
なにこれ? 痛っ! 超痛い!
その力場に吹き飛ばされる俺「くぅっ!」「ああっ!」と他二名。
無人君だけはしゃがんでその力場をやり過ごしてやがった。あの野郎っ!
しかしこれでわかった。
俺達には万が一にも勝ち目がねぇ。
だから、この二人には悪いがこのまま死んだ振りをしてやり過ごしさせてもらうぜ。
隙を見てとんずらだ。
卑怯者と罵りたければ罵りな。だがこれが、このジェストーナ様の処世術よ!

と、誰に聞かせてるのかわからない言い訳じみたことを考えながら、ジェストーナはそれこそ死ぬ気になって死んだ振りを始めた。


55 :追い詰められし者の牙:2007/08/22(水) 01:35:34 ID:C3kL9Mnn0
肢閃刀を地面に突き刺し杖代わりに立ち上がるアリーシャ。
ちらりと左右を見る。
左には、先程魔法で自分の危機を救ってくれた、奇抜な服を着た女性が頭を押さえながら立ち上がっている。
(よかった。無事みたいね)
右には、果敢にも男に飛び掛かった一見凶悪な魔物が、身動き一つしないで倒れている。
(まさか? やられてしまったの?)
ふと、死ぬ間際に見た光景が脳裏をよぎる。
オーディンの放った攻撃から、その身を呈し自分を守った深緑を思わせるような色した長髪、少し捻くれたハーフエルフの青年の後姿。
(また、私は誰かに守られてしまった。オーディンと戦った時もルーファスがその身を盾にして私をかばってくれた。
私が弱いから。傷つけたくないからと、泣き言を言っているから、私を守ろうとした人はみんな死んでしまう…)
「ふん、脆弱な。たかが魔物風情が出てくるからこうなるのだ」
燃えるような髪の色をした男が魔物に向かって吐き捨てた。
キッとその男を睨むアリーシャ。
(この人はオーディンと同じだ。強大な力を持ちながら、自分より弱い者達を虐げる事にその力を使う。
この人はこの島で生かしておいてはいけない人だ。今ここで止めないと、もっと多くの人を殺してしまう。
傷つきたくないとか、傷つけたくないとか言っている場合じゃない!)
刀を構え、バックからボーガンを取り出すと矢を装填した。
「詠唱時間は私が何とかします。貴方は魔法に集中してください!」
左にいる女性にそう告げる。
女性は少し驚いたような表情を見せたが力強く頷きすぐさま詠唱を始めた。
それを見てアリーシャはボーガンの照準をガブリエルの頭に向け、矢を放った。
シュッと鋭い風切り音と共に射出された矢だったが、ガブリエルは少し首を反らしただけで回避した。
矢は背後の建物の壁に突き刺さった。


56 :追い詰められし者の牙:2007/08/22(水) 01:39:00 ID:C3kL9Mnn0
「やあぁぁぁっ!」
すかさず刀の間合いに飛び込むアリーシャ。
戦う事を嫌う彼女だったが、旅の中でそんな事も言って入られない。
不向きながらも自分の能力が活かせる戦い方を習得していた。
小柄な彼女は、持ち前の機敏さを活かした戦い方をする。
一撃は軽いがとにかく手数を入れる。
間髪いれずに攻撃し、その隙に重戦士による一撃か、術師による強力な魔法を見舞ってもらう。
今回も自然とその様な戦闘スタイルとなった。
刀を袈裟懸けに振り下ろす。
その太刀筋を見切りバックステップにてそれをかわすガブリエル。
すかさずアリーシャ目掛けて蹴りを放つ。
が、アリーシャはその蹴りを、体を捻り紙一重でかわしながら刺突を右の肩口に見舞った。
さして深い一撃ではなかったが、その肩口から出た血が肢閃刀を伝った。
「ちぃっ!」
大きく飛び退き間合いを離したガブリエルは、左手をかざしディバインウェーブを放とうとした。
「させないっ!」
身を低くし、地を這うように飛び掛かりガブリエルの足目掛けて刀を横薙ぎに払う。
アリーシャは今までのやり取りの中でフットワークならこの男に勝っていると確信していた。
ここで更に足に傷をつければより有利に戦えると思い、無理な体勢ながら足を狙った。
それに、この低さならこの男の放つ力場もかわせると踏んだ。
ガブリエルはディバインウェーブを中断し、跳躍するとその攻撃をかわした。
足元にはうつ伏せ状態のアリーシャがいる。
その頭目掛けて足を振り下ろす。
アリーシャは転がり攻撃をかわし、立ち上がりざまに刀を振り上げた。
踏みつけようとしたところをかわされ隙が生じたガブリエルは、回避行動がとれず右腿に傷を負った。
そのまま返す刀を上段に構え、左足で踏み込むと共に振り下ろし追撃を加える。
この一撃は身を反らされ空を切った。
アリーシャは、そのままその反動を利用し、体を回転させ右薙ぎに刀を大きく振り切る。
一撃目の振り下ろしは布石で、本命はニ撃目であった。
だがガブリエルも十賢者の頂点に君臨する人物である。
場数もそれなりに踏んできている。
彼女の攻撃を先読みし、その横薙ぎを屈んで避けた。
続けざまに大振りの動作で開いた体に掌打を打ち込む。
「もらった!」
普通の相手なら当たっていただろうし、肋骨の数本はへし折る一撃だったが、かわされていた。
アリーシャはニ撃目をかわされるや否や、振りきった時に柄から離した左手で光子を2連射し、ガブリエルの魔法によって作られた瓦礫に打ち込み転移した。
ガブリエルの掌打はアリーシャの肋骨の代わりに瓦礫を砕いていた。


57 :追い詰められし者の牙:2007/08/22(水) 01:41:17 ID:C3kL9Mnn0
すかさず間合いをつめるアリーシャ。
動きっぱなしでそろそろ息があがってきている。
(まだなの? このままではいつか反撃を許してしまう)
だが、尚も果敢に攻めるアリーシャ。
鋭い踏み込みと共に無数の突きを浴びせる。
大きな動作を伴う攻撃はもう避けたい。
先程のような転移による回避は少々博打が過ぎる。
だが、この思考がいけなかった。
無数に細かい突きを放ってはいたが、どうしても攻撃のリズムが単調になってしまう。
ガブリエルはその旋律にあわせたステップを踏み、これらをことごとくかわした。
そしてガブリエルはアリーシャの疲れが出てきたその時を狙って刀の鍔元を握った。
刀の鍔元は刀身よりも切れ味に劣る。
「しまったっ!」
がっしりと握られ、押す事も引く事もできず驚愕の表情をするアリーシャ。
「離れてくださいませっ!」
背後で詠唱を続けていた女性から朗報が届いた。
すぐさま柄から手を離し、離れた位置にある瓦礫に光子を当て転移する。
「エクスプロード!」
ガブリエルの目の前に直径が人間の身長ほどありそうな火球が生じ、
それが徐々に大きくなりガブリエルを飲み込むと巨大な爆発を起こした。
それなりに離れた距離にいたものの、その熱風はすさまじく、息を吸えば肺が火傷しそうな程だった。
尚も爆発によって生じた煙が立ち昇る中、アリーシャはセリーヌのすぐ側まで駆け寄った。
「間一髪でした。ありがとうございます」
助けてもらった礼を言い、手を差し出す。
「申し遅れました私…」
だが彼女はこちらを見ようとはしない。
視線は煙に固定したまま、額からは汗がにじみ出ている。
「まだですわ! 残念ですが自己紹介をする余裕はありませんわ!」
風が吹き、煙を払った。
そこにはまだあの男が立っていた。
爆発によるダメージを受けながら、尚も鋭い殺意と眼光をこちらに向けて。


58 :追い詰められし者の牙:2007/08/22(水) 01:45:43 ID:C3kL9Mnn0
アリーシャは驚いた。
これほどの威力の魔法を放つこの女性にもだが、それに耐え切ったこの男の底の見えない実力と生命力に。
「もう一度…。もう一度だけ、時間を稼いでくれませんこと? 今度はもっと強力な魔法をお見舞いしてやりますわ」
呆然とガブリエルを眺めていたアリーシャにセリーヌが告げた。
そう言った彼女の表情は硬く険しい。
アリーシャは自信が無かった。既にかなり疲弊していたし、扱いになれた刀剣タイプの武器は奪われてしまっている。
手元の武器は近接戦闘ではおよそ役に立ちそうに無いボーガンと、使用者と対峙した事はあるが扱ったことなど無い戦斧だけだ。
(けれど、やるしかない! 相手も疲れているだろうし、ダメージも残っているはず)
「わかりました。私の命を貴女に預けます。そして、貴女の命を預かります!」
バックからしまったセントハルバードを取り出し矛先を少し下げたような構えを取る。
矢を装填したボーガンは咄嗟に抜けるように腰帯に括りつけた。
「一蓮托生ってヤツですわね。よろしいですわ。私も貴女に命を預けますわ。
私は何があっても詠唱を中断いたしません。ですから、貴女も何があっても私の詠唱時間を稼いでくださいませ!」
セリーヌは目を瞑ると、体内の魔力を引き出しながら呪詛の言葉を紡ぎ始めた。
それと共に肌に彫りこんだ紋章が淡い光を放つ。
「わかりました。行きますっ!」
アリーシャは地面を蹴ると真っ直ぐ男に向かって行った。
その動きを見て男は左手をかざした。
(またあの攻撃がくる!)
アリーシャはガブリエルと背後で詠唱をしているセリーヌとの間に立ち彼女の盾となった。
吹き飛ばされそうになるが、戦斧の石突を地面に突き刺し何とか踏ん張った。
力場の余波を受けたらしく、背後の女性は苦悶の表情を浮かべていた。
だが尚も詠唱を続けている。
再度間合いをつめるべく駆け抜けた。
ガブリエルを間合いに入れると、アリーシャは戦斧の柄の中程を持ち攻撃した。
リーチの差による優位は捨てがたいが、非力な自分の腕力ではうまく振り回せそうに無いからだ。
力いっぱい振り下ろしたがガブリエルは難なく手にした刀でそれを受け止め、はじき返した。
体勢を崩したアリーシャの首筋目掛けて刀を逆袈裟に振り下ろす。
アリーシャは何とかそれを柄の部分で捌くと、すかさず左手でボーガンを抜きガブリエル目掛けて引き金を絞る。


59 :追い詰められし者の牙:2007/08/22(水) 01:47:56 ID:C3kL9Mnn0
額目掛けて飛んできた矢を、ガブリエルは顔を反らし、寸でのところでかわした。
視線をアリーシャに戻した彼だったがその姿は既にそこにはない。
(どこだ?)
地面に突如影が現れた。咄嗟に振り向くと彼女は空中で戦斧に全体重を乗せた一撃を撃ち下ろそうとしていた。
アリーシャは矢を放つと素早くボーガンを捨て、その矢目掛けて光子を放ち転移していたのだった。
「やあああぁぁぁぁっ!!」
彼女の放つ一撃は天を裂く雷光の様に鋭く、激しい。
流石に受けきれないと判断したガブリエルはサイドステップでそれを回避した。
地面を深々と戦斧は切り裂いた。
「獲った!」
アリーシャの頭部目掛けて刀を唐竹に振り下ろす。
またも光子を撃ちだすアリーシャ。
今度の標的は一矢目の壁に突き刺した矢だった。
カブリエルの剣閃は矢を真っ二つにするだけにとどまった。
壁を蹴り一気に間合いをつめたアリーシャは戦斧をフルスイングした。
肢閃刀でそれを受け止めるガブリエル。
キィンッ!と金属同士がぶつかり合う音と共に火花が散る。
ガブリエルはそのまま剣を押し込み鍔迫り合いに持ち込んだ。
腕力と体重の差から見て負ける要素は無いからだ。
思惑通りに徐々に押し込んでいっている。
(そろそろまずい。あの女の詠唱が完了してしまう)
そう判断すると刀を手前に引き、押し込まれまいと力を加えていたアリーシャの体勢を崩した。
すかさず彼女に足払いをかけ転倒させると、セリーヌ目掛けて刀を腰だめに構え突進した。
「まずは貴様からだ!セリーヌ・ジュレス!!」
地に伏せたアリーシャは背筋に冷たいものを感じた。
「いけない!」
この体勢ではガブリエルの行く手を阻めそうに無い。
これだけは最後の手段だったが迷っている暇など無かった。
アリーシャはセリーヌ目掛けて光子を連射した。


60 :追い詰められし者の牙:2007/08/22(水) 01:50:53 ID:C3kL9Mnn0
確かな手応えを感じたガブリエルだったが、刀で突き刺した相手は先程まで対峙していた少女だった。
「貴様っ!あの女と入れ替わったのか!?」
刀を引き抜こうとするがその手を少女は力強く掴んで離さない。
「はい。もうこうする…しかなかったから…」
口からこぼれる言葉は擦れ始めていたが、手に込めた力は一向に緩くならない。
「人間同士の転移が可能ならば、私と入れ替われば…」
「それだと、ダメです…。あの人の魔法の…照準が定…まらないから」
「クソッ!放せっ!!」
ほぼ密着状態の上、右腕は刀傷によりまともに使えない。必死に体を振り動かすもこの少女は腕を放さない。
「刺し違えてでもこの私を倒したいかっ!?小娘!!」
「ええ…。貴方はこの暴力が支配する…島にいてはいけない…。
貴方の振りかざす拳は…、この殺し合いに…抗う者達の命を奪ってしまう…。私は…この島に来る…前、確かに死にました。
貴方の…様に、この殺し合いの…主催者の様に、強大な力を…己のために使い、弱者を虐げる…暴君を討つ為…戦って死にました…。
でも、気付くと…なぜかこの島にいました…。けどきっと…ここにいるのは意味があるのだ…と思います…。
最初はルーファスと…もう一度会って…ここから抜け出す事だと思って…いました。
けれど、それは間違っていました…。生前…果たす事の出来なかった…事を成す為。弱者を虐げる…者の蛮行を…止める為。
きっと私は…ここにいる! だから…私は貴方を止めるっ! 命を賭してでも…貴方を止めるっ!!」
擦れた声ながらも語気を荒げ、言葉に乗せた意志を瞳に宿しアリーシャはガブリエルを睨みつけた。
離れた位置でルーンを刻みきったセリーヌが少し物悲しそうな目でアリーシャを見つめていた。


61 :追い詰められし者の牙:2007/08/22(水) 01:55:55 ID:C3kL9Mnn0
キィンッ!と金属同士がぶつかり合う音が前方から聞こえてきた。
(もう少し耐えてくださいませ)
そう思いながらセリーヌは、己の中に秘めた魔力を込めながら自分の習得した最強の呪文『メテオスォーム』の詠唱を続けていた。
続けてどさりと何かが地面に倒れる音が聞こえたかと思うと、何者かがものすごい勢いで近づいてくる気配を感じた。
目を開けて回避したい衝動に駆られたが、その衝動を押しとどめた。
(私が命を預けたあの娘は時間を稼ぐと約束してくれました。それに、私はあの娘の命を預かりました。
あの娘の命を救うにはガブリエルを今一度倒す他ありませんわ。だから私は詠唱をやめるわけにはいきませんの!)
そう思った刹那。
体に何か魔力のかたまりの様な物が触れたかと思うと、離れた位置で刃物が肉を突き刺す嫌な音が聞こえてきた。
「貴様っ!あの女と入れ替わったのか!?」
ガブリエルの叫びが聞こえる。
「はい。もうこうする…しかなかったから…」
あの娘の次第に擦れてくる声が聞こえる。
「人間同士の転移が可能ならば、私と入れ替われば…」
「それだと、ダメです…。あの人の魔法の…照準が定…まらないから」
「クソッ!放せっ!!」
尚も詠唱を続けるセリーヌ。もうまもなく術は完成する。
「刺し違えてでもこの私を倒したいかっ!?小娘!!」
「ええ…。貴方はこの暴力が支配する…島にいてはいけない…。
貴方の振りかざす拳は…、この殺し合いに…抗う者達の命を奪ってしまう…。私は…この島に来る…前、確かに死にました。
貴方の…様に、この殺し合いの…主催者の様に、強大な力を…己のために使い、弱者を虐げる…暴君を討つ為…戦って死にました…。
でも、気付くと…なぜかこの島にいました…。けどきっと…ここにいるのは意味があるのだ…と思います…。
最初はルーファスと…もう一度会って…ここから抜け出す事だと思って…いました。
けれど、それは間違っていました…。生前…果たす事の出来なかった…事を成す為。弱者を虐げる…者の蛮行を…止める為。
きっと私は…ここにいる! だから…私は貴方を止めるっ! 命を賭してでも…貴方を止めるっ!!」
(そこまでの覚悟がおありでしたのね…。ならば私も貴女の想いに応えます!)
最後の呪詛の言葉を紡ぎ術は完成した。
標的の再確認のため目を開く。
少女と一瞬目が合った。
(私に構わずこの男を倒してください!)と瞳が告げている。
体内に溜め込んだ精神力と魔力を解放し呪文を発動させた。
「メテオスォーム!!」
仮想空間のエクスペルの遺跡内部で見つけた呪文書に記されし、失われた太古の呪文にして最強の呪文。
次元を切り裂き無数の隕石を召喚して操る呪文。
隕石の全てを過去最大の敵であったであろう男目掛けて降り注がせた。


62 :追い詰められし者の牙:2007/08/22(水) 01:59:04 ID:C3kL9Mnn0
辺りにはエクスプロードの時以上に煙が昇っている。
地面には無数のクレーターが出来上がっている。
自身の放った呪文『メテオスォーム』の残した爪跡を見てセリーヌは身震いをした。
(相変わらずとんでもない呪文ですわ)
突如眩暈を感じその場に跪いた。
(いつも以上に堪えますわね。これも制限の影響ですのね)
まだ精神力は枯渇してないが、中級魔法一発も満足に撃てそうにない。
(これでも止めをさせてなければ…)
突然煙がはれた。
強い衝撃波がセリーヌを襲った。
(これは…?ガブリエルのディバインウェーブ!?)
大きく後方に弾き飛ばされるセリーヌ。
頭を振り、頭上を回る星を振り払って前を見据える。
はれた煙の向こうには、やはりガブリエルが立っていた。
その体には『エクスプロード』の時以上のダメージが見て取れたが、ガブリエルは尚も生きている。
少女の死体を自分に覆い被せ直撃を防いでいたらしい。
(実は光子で転移する為の一時的な凍結により詠唱が途絶え、
術が完全な威力を発揮することができなかった事もガブリエルを倒しきれなかった要因となっていた)
ガブリエルは少女を貫いた刀を振り払い無造作に死体をほうった。
セリーヌは歯噛みした。
彼女の死体をゴミ同然に扱ったガブリエルに。
そして、それ以上に自分で任すようにと頼んでおきながら、仕留める事の出来なかった自分の無力さに。
「今の…は、かなり…堪えた…。だが、もう…仕舞いだ…。
いくら今…の私が傷ついて…いようが、壁役の…いない術師を始末…する事は…容易い」
一歩一歩とこちらに近づいてくるガブリエル。
彼の言うとおり前衛のいない術師は大した抵抗も出来ないだろう。
だがそれでもセリーヌは詠唱を始めた。
(私にはこれしかございませんものね。それに、ここで諦めてはあの娘に申し訳が立ちませんわ! 
せめてもう一撃。でないと死んでも死に切れませんものっ!)
そう思ったところでセリーヌの目に予想もしなかった光景が映った。
なんと、死んだと思っていたジェストーナが立ち上がり、ガブリエルを羽交い絞めにしているではないか。


63 :追い詰められし者の牙:2007/08/22(水) 02:03:24 ID:C3kL9Mnn0
羽交い絞めしたガブリエルが叫ぶ。
「貴様っ!!大人しく死んだ振りを続けていれば見逃してやったものを!」
あっ、やっぱばれてたか。
「何故今になってその様な真似を!?」
あぁ、なんでだろうな?
俺はもっと賢しく生きていたはずなんだけどなぁ。
ただ、理由はなんとなく察しがつく。
俺は過去に子供を盾に取り、敵に自害を迫るという鬼畜な事をした。
何故かって?あいつらを止めないと俺がダオス様に殺されちまうからだ。
クレス一行を殺せと命じられれば何としてでも殺さねばならない。
例えどんな汚い手を使おうとな。
きっと草葉の陰で息子も泣いていたに違いない。
まぁ、息子はおろか嫁すらいなかったわけだが。
けどそんな事を本心からしたかったわけじゃなかったんだ。
そう、言うなれば俺もダオス様という強者に虐げられる弱者だったんだ。
生きるためには仕方が無い。ダオス様の命令に逆らったら死が待っている。
イヤだがやるしかない。そんな想いがどこかにあった。
そしてそこに来て少女Aのセリフだ。
(生前…果たす事の出来なかった…事を成す為、弱者を虐げる…者の蛮行を…止める為、
きっと私は…ここにいる! だから…私は貴方を止めるっ! 命を賭してでも…貴方を止めるっ!!)
俺の抱えていた憤りに対して少女Aはそう言った。
もし少女Aと過去に出会っていたら、もしかしたら俺にも、まともな生き方が出来ていたのかもしれない。
それに、窮地を救ったとはいえ(主にセリーヌだが)見ず知らずの俺達(こっちも主にセリーヌだが)を信頼して命を賭けやがる。
こんな年端もいかない少女がだ。
そんな熱い想いを見せられて、このまま死体の振りを続ける程、俺様は腐っちゃいないぜ。
「放せ!この下等魔族が」
俺の戒めを解こうと、ものすごい力で暴れるガブリエル。
あのバカみたいな威力の呪文を食らって、死に掛けなんじゃねぇのかよ?
「へっ、確かに俺はあんたの言うような下等魔族かも知れねぇ。あんたに手も足も出せなかった下等魔族かも知れねぇ。
だがな、そんな俺でも呪文の詠唱時間を稼ぐことぐらいならできる。流石にその傷じゃあもう一発も耐えられねえだろ? 
あんたはその下等魔族が稼いだ時間で死ぬんだ!」
「ちっ」
ガブリエルは悪態をつくと呪文の詠唱を始めた。
「無駄だ無駄だ。セリーヌの詠唱速度を侮っちゃあいけねえ。あの人より先に呪文を撃とうなんざ無理だね。
良くて同時発動で相打ち。普通に行けば発動することなくてめえは死ぬ」
呪文を完成させたらしいセリーヌがこちらを見て微笑みを浮かべている。
(ありがとうジェストーナ。あなたは良くやってくれたわ)とでも言いたげな表情だ。
恐らく俺も呪文に巻き込まれて死ぬだろう。
けど死ぬ前に見た光景が、これ程素敵な美女の微笑み(服装がかなり奇抜でぶっ飛んでいるが)
なら俺は地縛霊となる事もなく天に召されるだろうさ。
そう思わせるほど魅力的な微笑みだった。
今目にしている光景を一枚の絵にしてタイトルを付けるなら、俺だったらこう付けるね『勝利の女神の微笑み』ってさ。


64 :追い詰められし者の牙:2007/08/22(水) 02:06:37 ID:C3kL9Mnn0
「スターライト!」
セリーヌが今唱えられる最大威力の呪文に、極限まで魔力を込め発動させたその次の瞬間。
「スターフレア!」
ガブリエルも呪文を発動させた。
星々の光の奔流が混ざり合い地表に降り注いだ。
その光は術者以外の全ての者をなぎ払った。


辺りに静寂が訪れた。
この場にただ一人立った勝者がつぶやいた。
「危険な…、賭けであった…」
ジェストーナに羽交い絞めにされ、セリーヌの詠唱を阻止できない絶望的な状態においてガブリエルは咄嗟に閃いた。
それは今戦っていた者達が、死を間際にして見せた最後の抗いに似ていた。
アリーシャはガブリエルの攻撃を阻止できないと悟ると、その身を犠牲にしてセリーヌを守った。
あまつさえその傷ついた体のどこに秘めているのか分からないような握力でガブリエルの自由を奪った。
セリーヌは前衛がいない絶望的な状況の中、不屈の闘志を見せガブリエルにせめて一噛み牙を突きたてようと呪文を唱えガブリエルを追い詰めた。
ジェストーナはそんな二人の姿に心を打たれ、自らも決死の覚悟を伴い時間を稼ごうと、
彼の生涯で恐らく最初で最後であったであろう、圧倒的な力の差を持つ者に逆らってみせた。
そんな追い詰められし者達の最後の抵抗が、力の差が歴然としている相手ガブリエルをとうとう追い詰めた。
だが、彼らが見せたようにガブリエルも最後の抵抗をした。
ガブリエルの場合、それはこの窮地を脱する閃きだった。
彼は紋章術同士の干渉を引き起こす事を思い立った。
紋章術の干渉とは、同属性または、それに近い属性。もしくは、対立する属性同士の紋章術がほぼ同時に発動した場合に起こる現象で、
威力の強い術の方が弱い術を飲み込んで、威力まで取り込み標的を襲う。
過去に戦った経験があるが、それでもあの場でセリーヌが放つ呪文の属性は予測する事しかできない。
仮に予測と一致したとしても、術の完成がもう少し遅かったりしたらこの現象は引き起こせなかった。
干渉を起こせても自分の術のほうが飲み込まれるリスクもあった。
そうなれば確実に自分が死んでいただろう。
一種の賭けであったがそれでも、あの状況はそれを狙わねばならぬ程切迫していた。
そして、閃きを実行し、その賭けに勝った。
その賭けの払い戻しとして敵を駆逐する事ができた。
「一寸の虫にも五分の魂とは、よく言ったものだな…。いや、この場合は窮鼠猫を噛むか…。
これからは、何か事を起こされる前に手早く始末すべきだな。」
ガブリエルは3つの死体の持つバックを戦利品として回収すると再び焼き場の建物の中に消えていった。


65 :追い詰められし者の牙:2007/08/22(水) 02:08:44 ID:C3kL9Mnn0
[現在位置:H-07 焼場建物内部/現在時刻:午後(もうまもなく夕方)]
【ガブリエル(ランティス)】[MP残量:10%]
状態:右の二の腕を貫通する大きい傷。右腕は使えない。右肩口に浅い刺し傷。太ももに軽い切り傷。右太腿に切り傷。
左腕をはじめとする全身いたるところの火傷と打撲傷(ジェストーナの火炎、エクスプロード、メテオスォームによるもの)
装備:肢閃刀@SO3+ゲームボーイ+ス○ースイ○ベーダー@現実世界
道具:荷物一式 *4+セントハルバード@SO3+ボーガン@RS+矢*28本
+暗視機能付き望遠鏡@現実世界+????(0〜2)(セリーヌからの戦利品)
行動方針:フィリアの居ない世界を跡形も無く消し去る
思考1:コンテニュー
思考2:参加者の人数が減るまで行動はしない
思考3:潜伏先に侵入者が現れた場合は排除する。その際は何か手を打たれるような暇も与えず殺す
思考4:体の傷を癒す

備考:3人の死体は焼き場前に放置されています。原形はとどめているので知人なら誰だか識別できるでしょう。
スターネックレス@SO2はセリーヌの首にかかったままです。
無人君は次なる主を求めどこかに逃げました。
特にどこに向かった等は指定しませんので、使えると思った書き手の方使ってください。
【アリーシャ 死亡】
【セリーヌ 死亡】
【ジェストーナ 死亡】


【残り36人】


66 : ◆yHjSlOJmms :2007/08/22(水) 02:17:27 ID:C3kL9Mnn0
投下完了です。

TOPはクリアしたんですがジェストーナの存在を全然覚えていなかったんで、正直こんな感じのキャラでいいのか不安です。
いやいやジェストーナは改心するようなヤツじゃねーから。と言う意見が多いようでしたら一応非改心の話も考えているので修正しようと思います。
まぁ、出来れば見せ場を作ってやれたと思うので、このまま死なせてやりたいと思いますが…。
その他修正、指摘ありましたらお願いします。


67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 03:28:20 ID:HhvIv5Z7O
>>66
GJ
ガブリエルが相手だから死人が出るとは思っていたが、三人共死亡か。
アリーシャは記念すべき最初の主人公からの死者になったなw
ジェストーナはこれで良いと思うよ。

文に関しては、アリーシャの同じ内容の長台詞が別視点で二回出てくるが、個人的に少しくどく感じた。
二回目は、別の一文に差替えるとか、
【必死に体を振り動かすもこの少女は腕を放さない】
の箇所でガブリエル寄り視点を終わらせてセリーヌ寄り視点に移すと、大分スッキリすると思うよ。
(注:あくまで俺の感性の問題なので、参考程度に留めといて下さい)

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:08:16 ID:adNfD5Dl0
乙!
三人逝ったか…これで放送後の死者の数が放送前の死者の数と同じになったな
ルーファスもせっかく立ち直ったのに不憫だな
ダオスやデミテルよりも長生きしたジェストーナにも黙祷

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:44:12 ID:mbEjyzv7O
あーん!ジェストーナ様が(ry
GJ!
大量死亡は予想してたが、ガブさんは生き残ったか……
ジェストーナの最期は俺はこれで全然いいと思うぜ

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:00:20 ID:ii6e3XYO0
>>66
超GJ!
うおぉぉん、ジェストーナァァァ!!
途中で「生き残るか?」と思ったが、やっぱダメだったかw

個人的には無人君の逃亡先が気になるんだぜ。

71 : ◆yHjSlOJmms :2007/08/23(木) 01:16:39 ID:+eyWzSXS0
皆さんご意見、感想サンクスです。
>>67
自分でも長台詞2回(ジェストーナの一部抜粋を含むと3回)はしつこいよなと思ってたんですが、
書いてる時は>>60>>61全撤去しか浮かばなくて、その発想が出ませんでした。
おっしゃる様に腕を放さないあたりで区切ればうまい事繋がりますね。
wikiに載せるにあたりそっちのほうが良さ気ですので、後日修正所にでも修正版を書こうと思います。



72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/24(金) 04:20:18 ID:CUirwYyu0
wiki編集してて思ったんだが、この三人の直接の死因は
アリーシャ→セリーヌのメテオスォーム
ジェストーナ→ガブリエルのスターフレア
セリーヌ→ガブリエルのスターフレア
でいいのかな?特にジェストーナが自信無い。

73 : ◆yHjSlOJmms :2007/08/24(金) 06:48:47 ID:35CsTZpA0
>>72毎度編集乙です。
3人の死因はそのとおりでお願いします。

それと修正所のほうに修正verを投下しました。

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/26(日) 02:09:47 ID:b+0TR5Tt0
各作品キャラの平均登場話数(OP、死体登場除く)

SO2−3.4話
SO3−2.9話
VP−2.8話
VP2−3.5話
RS−2.3話
TOP−3.0話

ついでに個人の登場話数上位(OP除く、前後編は1話扱い。※は死亡済み)

1:アシュトン−6
1:オペラ−6※
3:マリア−5
3:クレス−5
3:アーチェ−5
以下、4話登場が13人

改めてアシュトンの人気に嫉妬

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/26(日) 04:23:15 ID:CLiCljJx0
薄々感じてたけどやっぱRS勢出番少ないなw

それに引き換え2人しか参加してないのにVP2勢は出番多い。
流石に今ロワ参戦作品の中の最新作って所ですかね?

放送後出番無いのはミカエル、ミラージュ、すずの3人であってる?
特にミラージュとか2話出てるけど2話目は丸々寝てただけだし全然書かれてない。

76 : ◆ZhOaCEIpb2 :2007/08/26(日) 11:09:28 ID:mxeIQ5AS0
ラジアータはな。
AAA作品でも地味な作品だから
仕方ないちゃあ、仕方ない

VP2が意外に多いことに驚いた
やっぱりキャラが少ないからか?

後、予約します
ルシオ、ミカエル、ミランダ、洵

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/26(日) 19:27:28 ID:2EGKzL4fO
VP2は二人しかいないから早期退場で足引っ張るやつがいないんだよね
ま、二人な分平均登場話数の割に存在感は低いがw

>>76
期待。ルシオ頑張れ…他みんなマーダーだけど…

そろそろ死亡数少し抑えた方がいいな

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/27(月) 00:48:23 ID:upjEa94c0
>>76に期待。
ルシオ頑張れルシオ。四面楚歌とはまさにこの事。



79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/27(月) 20:27:38 ID:vUXB5Gix0
ルシオが生き残るところが想像できないwww

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/27(月) 21:45:19 ID:K1YIbANaO
>>76
大丈夫、昔から四面楚歌な面子で予約されたキャラは意表をついて生き残るものなのさ……
がんばれルシオ超がんばれ


>>77
今だいたいみんな放送までどのくらいの位置なんだっけ?
別にもっとガンガン殺してもいいとは思うが、絡ませようがない奴は無理して殺さなくても放送までその辺さ迷わせとけばいいかなって気がしてきた
昔のロワじゃ1ターム出番がないとか当たり前だったし

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/28(火) 06:23:19 ID:ajh9hoYoO
今思ったが、脱出エンド派の書き手さんはそろそろフラグを育て始めた方がいいかもしれない
もうすぐ半分なのにこの状況(変態達やプリシス組はそれぞれ合流したてで、レオンなんざ未だにピン)だとスクロワルート一直線な気が

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/29(水) 14:37:41 ID:RlNc90wq0
>>72を見る限り、紋章術・・・というか必殺技とかって自分にとって敵と認識
していなくても攻撃対象になるってこと?
そこはゲームの戦闘とは違う設定?
例えばクロードがコリュウハ放ったとき、うっかり近くにレナがいました
ってなったらレナももれなくあぼーん?

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/29(水) 14:51:54 ID:2uMXdwnoO
>>82
ヒント:ゲームで味方の攻撃に当たらないのはゲームバランスのため

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 12:04:27 ID:j8CWRrdC0
じゃあ、呪文とかはどうなんの?
レナがスターフレア唱えたらレナもくらう?
あれ戦場全体だよね?

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/30(木) 12:51:47 ID:XxhRcUM/O
>全体魔法の攻撃範囲は、術者の視野内にいると判断された人物。
って>>3に書いてあるだろ?
つまり、全体攻撃に関してはゲームとは別物。

攻撃目標との距離が十分離れていれば術者には当たらないだろうし、逆に密着状態で撃てば術者にも当たるんじゃないか?

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/01(土) 16:13:12 ID:sz+IBsNQO


87 : ◆ZhOaCEIpb2 :2007/09/02(日) 01:19:00 ID:OD6xqH6U0
ルシオ、ミカエル、ミランダ、洵
を予約したものですが
展開に行き詰まり、予約を破棄致します

長いことキャラを拘束したことをお詫び申し上げますOTZ

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/02(日) 14:46:06 ID:aSSQE3Ue0
>>87
報告乙、ドンマイです。

やっぱりあの辺りは難しいよなぁ…

89 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/04(火) 22:05:14 ID:rYYS8Bm0O
保守

ネタは有るんだが、書く時間がとれない

90 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/06(木) 11:22:54 ID:5JHTN6i2O


91 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/09(日) 16:15:35 ID:uBUNDN+b0
保守
1キャラずつでもいいから先に進ませたいな。
もう一度キャラの心理を掴むために読み直してくるか…

92 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/09(日) 22:13:08 ID:kp40KW2oO
忙しすぎて死ねるぜ……
学生時代に戻りたい……


保守代わりに質問なんだが、まだ判明してない支給品と愛用品の出てない生存者っていたっけ?

93 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/10(月) 00:42:33 ID:dteNMt1Y0
生存者の不明支給品まとめてみた。愛用品はちょっと分からん。

レナ×2、アシュトン×1、プリシス×1、ディアス×1、ガブリエル×0〜2、アリューゼ×1、
ルシオ×0〜1、ヅラ×1、リドリー×0〜4、ガウェイン×0〜2、すず0〜2

合計7〜18

放置状態
シン×1(破壊された可能性大)、エルウェン×1


ネタはある。放置なあの人とか不明支給品とか使って。
ただお決まりだが時間が無い。言い訳はいかんのだけどなあ。
とりあえず今月中に一本落とすことを目標に頑張らねば。

94 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/12(水) 08:50:58 ID:+aRoLkTFO
捕手

95 : ◆Zp1p5F0JNw :2007/09/12(水) 08:52:43 ID:a2YwAp0F0
出掛ける前に投下
予約破棄してから二ヶ月経過してますがようやく完成した…

96 :断ち切る思い:2007/09/12(水) 08:53:34 ID:a2YwAp0F0
『さて、次の放送は6時間後の午後6時だ…』
耳障りなルシファーの声でミラージュは目を覚ました。
慌てて放送を聞こうとしたが、もう遅い。
既に死亡者や禁止エリアの発表は終わってしまっていた。
『…では、これで放送は終了する』


「私とした事が…たるんでいましたね」
窓から外を見て辺りを伺った。
恐らくあの時気絶させられてから、ずっと寝ていたのだろう。
ガンツは無事なのだろうか?自分の荷物が無くなっていた事からするに、彼も無事で済んだとは思えない。
ただ自分がこうして生きているのだから、ガンツも生きているかもしれない。
窓から見る限り周囲に危険は無さそうだ。安全を確認したミラージュは外へ出ることにした。


太陽は既に空の真上に来ていた。
荷物を失ったのはともかく、放送を聞き逃したのは大きな痛手だ。
(クリフもマリアも、そしてフェイトさん達も簡単に負けるような人達では無いですが…無事だと信じたいですね)
知り合いの生死は確認できないのは不安だが、目下一番危険なのは自分だ。
禁止エリアが分からないのでは自滅の可能性が出てくる。
もしかしたら今自分がいる所が禁止エリアに指定されているかもしれない。
また、いつ禁止エリアになるのか。それとも既にどこかが禁止エリアとなっているのかそういった事がまるで分からない。
しかしミラージュはこんな窮地でも冷静だ。即座にこの状況の対処法を考える。
地図は今持っていないが、この島の地形及びエリア分けなどは最初に地図を見た時頭に叩き込んでおいた。
前方に郵便局が見える事から、自分が今いるのは「C-04」エリアの筈だ。
そして郵便局の位置から考えるに、ここはC-04内のほぼ中心。
自分の位置を特定したミラージュは、考えを実行に移すべく移動した。



97 :断ち切る思い:2007/09/12(水) 08:54:16 ID:a2YwAp0F0
彼女が来たのはC-04の北東部付近である。
自分の記憶が正しければ、ここから十数メートル走ればC-05、B-04、B-05と三つのエリアに入ることが出来る。
これなら仮に今いるC-04が禁止エリアに指定されたとしても、どこかしらのエリアに逃げられるという寸法だ。
まさか隣り合う四つのエリアがいきなり禁止エリアにされるという事はないだろう。
恐いのはC-04が禁止エリアに指定され、その瞬間に首輪を爆破される事だが、こればかりは祈るしかない。
ただ禁止エリアで自爆というのは、殺し合いをゲームとするルシファーに取ってはこの上なくつまらない死に方に違いない。
つまりいきなり爆破するのではなく、何らかの形で警告が出され、それに従わなかった場合爆破されるのではないか…そう考えた。
後は誰かがここを通るまで待ち、その人物から情報を仕入れればいい。


そして、待つこと1時間程。


「…いつからそこにいましたか?」

自分の背後に感じる気配にそう言う。
瞬間、気配は殺意に変わった。
振り向くと、剣を持った少女が眼前まで迫り、その剣をミラージュに突き刺さんとしていた。
「くっ!」
体を捻ってその攻撃をかわす。
そして、その小さな体に裏拳を叩き込んだ。
裏拳を受けた少女は空中で一回転してその衝撃を流し、ミラージュから3メートルほど離れた地点に着地した。
その間にミラージュも構えを取る。
相手は少女…スフレより少し下程度の年齢だろう。だが先程の攻撃を見る限り、かなりの実力者だ。油断はできない。


「武器を捨てて投降しなさい。今ならそれで許してあげます」
こんな言葉を聞くとは思えないが、一応忠告しておく。

だが予想通り、その少女はミラージュの言葉など耳にも貸さなかった。
「忍法飯綱落とし!」
飛び上がった少女がミラージュの頭上から剣を振り下ろす。
ミラージュは一歩下がり蹴りで応戦。剣を持った少女の腕を弾き、アッパー気味のパンチを一撃お見舞いすると
もう一度蹴りを決めて少女を吹っ飛ばした。
さらに追撃を決め、一気に仕留めようとミラージュは吹っ飛んだ少女の下へ向かった。
「これで終わりです」
落ちてくる少女にクレッセント・ローカスをぶちかます。

しかし、ミラージュの攻撃は空振りに終わる。
「忍法葉隠!」
彼女の蹴りが少女を捕らえるその瞬間、少女の姿は突如として消え去ってしまった。


「消えた…?」
すぐにミラージュは周辺を見渡した。少なくとも、不意打ちされそうな距離からの気配は無い。
逃げたのだろうか?
そう思いながらも隙を見せないよう、ミラージュはしばらくの間警戒態勢を取った。



98 :断ち切る思い:2007/09/12(水) 08:55:21 ID:a2YwAp0F0
葉隠を使って辛くも戦闘から離脱したというパターンは、先程の戦闘と全く同じような状況だった。
同じような事を繰り返してしまった事を反省しながら、ミラージュと対峙していた少女―藤林すずは今後の方針を練った。
すずが逃げ込んだのはミラージュとやり合った場所のすぐ近くの民家。このまま逃げる事も可能だろう。
だがすずに逃げるつもりは無かった。

(ミントさん…)
一時間前、死亡者の名を伝える定時放送でかつての仲間の名前が呼ばれた。
楽しかった思い出の中に残る、清楚で慈愛に満ちたあの女性の名が。
優勝を目指す以上彼女を始めとする仲間達の死も覚悟はしていたつもりだ。
しかし、やはりどこかで「生きていて欲しい」という思いを捨て切れなかった。

生き残るためにはそんな思いは捨てなければならない。
頭では分かっていたものの、心の中はミントが死んだという事実に押し潰されそうになってしまった。
このままではいけない。
仲間の死に動揺するなど、忍として、次期頭領として以ての外。
自分は非情になりきらなければならない―。

すずがミラージュを見つけたのは、その時だった。


あの金髪と糸目の男の戦闘の疲れも完全には癒えてないし、あるアイテムの副作用で体力も落ち気味だ。
本来ならここは戦いを避けて夜まで休憩するのが最善である。事実午前中はそのつもりでいた。
だがすずは戦う事を選んだ。
自分の甘さや情、様々な感情。
悲しみに沈んだこの状態で人を殺す事で、それらを捨て去ろうとした。

バッグの中に入れておいたブラッディアーマーを再び装着する。
できればここぞという場面のみで使用したかったが、ミラージュを倒すにはこの鎧が無ければ難しい。

鎧を装着した後、少しの間だけミントに黙祷を捧げた。
かつての仲間に思いを馳せるのはこれが最後。
黙祷を終えると、彼女への未練を断ち切るかの如くすずは民家を飛び出した。



99 :断ち切る思い:2007/09/12(水) 08:56:06 ID:a2YwAp0F0
(来ましたね!)
やはり少女は逃げていなかった。
姿を消して数分、少女は再びミラージュの前に現れた。先程と違い鎧を付けている。
姿を見せると同時に凄まじい速さでミラージュに襲いかかる。

(速い…でも、見切れない速さじゃない!)
少女が放った斬撃をサイドステップでギリギリ回避。
攻撃後の隙を狙い、ミラージュが踏み込む。
「フラッシュチャリオット!」
ミラージュの鉄拳が一発、二発と息吐く間もなく放たれた。
防御態勢を取る間もなく少女にその連撃が叩き込まれていく。
合計十九発。ミラージュの全力を込めたパンチの雨は、全てクリーンヒットした。


(決まった!)
フィニッシュで少女を吹っ飛ばし、ミラージュは勝利を確信した。
十九発全てに手応えがあった。今の技をまともに喰らえば、あの少女もさすがに…。


しかし次の瞬間、ミラージュの顔が驚愕に染まった。
吹っ飛ばされた少女はノックダウンされるどころか、空中で体勢を立て直し、着地と同時に攻撃を仕掛けてきたのである。
反応が遅れたミラージュは回避行動を取るも、左頬を剣がかすった。
見ると少女はダメージを負うばかりか、体に殴られた痕すらも残ってなかった。
(まさか…!あの攻撃をまともに受けてダメージをほとんど受けてないなんて…)
クリフや多くの魔物を沈めてきたミラージュの攻撃が全く効いていない。
「忍法五月雨!」
今度は少女の連撃がミラージュを襲う。
ステップを取る暇はない。一太刀一太刀身を捻って攻撃を避ける。
だが少女の猛攻は止まらず、ミラージュは次第に後ろに下げられていった。

首輪から声が聞こえてきたのは、その時だった。


100 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/12(水) 08:59:12 ID:YGd4ZPmEO
携帯で連投回避

101 :断ち切る思い:2007/09/12(水) 08:59:30 ID:a2YwAp0F0
『禁止エリアに抵触しています。首輪爆破まで後30秒』

その声は、自分が禁止エリアに入った事を警告する音声だった。
どうやら後ろに下がる内に隣のエリアに進入してしまったようだ。そしてのエリアは禁止エリアに指定されていた。
少女の方もその音声に気付いたらしく、攻撃を一時中断する。
一旦間合いを取るべきと判断したミラージュは、後方にバックステップ。
さらに禁止エリアに入り込んでしまうが、30秒あるなら大丈夫だ。充分エリアから出ることができる。
(恐らくここはC-05。禁止エリアに進入すると即座に首輪が爆破するのではなく、30秒間猶予が与えられるという事ですね)
バックステップを取りながら得た情報を整理するミラージュ。
さすがにあの少女も禁止エリアの中まで入ってくる事はないだろう。体勢を整えたら、エリアから出て戦闘を再開して…。


が、ここでまたしてもミラージュの思惑は外れる。
少女は禁止エリア内にいる事を全く気にしないかのように間合いを詰めてきたのだ。
予想外の行動に、今度は回避する暇は全くなかった。
繰り出された攻撃を咄嗟にガードして防ぐ。


ミラージュは気付かなかった。
少女の武器がさっきまで使用していた剣ではなく、別の物になっていた事に。


少女の攻撃を受けた瞬間、ミラージュは体に違和感を感じた。
ガードした腕が痺れて動かない。腕だけではない、体全体が動かなくなってしまった。
「し…しまっ…た……」
支えを失い、立つ事もできなくなったミラージュはその場に倒れ込んだ。
倒れながらも前方を見るが、少女は既に禁止エリアの外へと逃げ去っていた。




102 :断ち切る思い:2007/09/12(水) 09:01:03 ID:a2YwAp0F0
あそこが禁止エリアに近い事は知っていたが、戦っている間にそこへ進入してしまうのは計算外だった。
だが、そのお陰で今の戦いは勝利できたと言えよう。
もう自分がとどめを刺さなくても相手は死ぬだろうと判断したすずは、C-05エリアから脱出してその場を立ち去った。

C-05から充分離れた所で、すずは装備していたブラッディアーマーを脱いだ。
この鎧は自分へのダメージを完全に防ぐ代償として、装備しているだけで体力が減っていくと説明書にあった。
すず自身しばらくの間効果を知らずにこの鎧を装備していた為、副作用の危険性は身を持って知っている。
だから装備するのはできるだけ避けたい。戦ってもない時にまで着ている必要は無い。


首輪から警告音声が発せられた時、ある戦略が思いついた。
30秒後に首輪が爆発する――つまりここで30秒の間相手の動きを止めれば、相手を殺せるということだ。
そう考えたすずは、使っていたアントラーソードを一時的に捨てて別の武器を装備した。
サーペントトゥース。午前中金髪の男を倒すのに使った武器だ。このナックルには、対象を麻痺させる効果がある。
金髪の男を麻痺させた時も30秒以上は動きを止めていた。この武器を当てることができれば、勝てる。
そして作戦は成功した。


既に麻痺させてから30秒以上経っている。あの女性も既に死んでいるだろう。
自分は勝った。
あの女性に対してだけでは無い、自分自身にもだ。
悲しい時、心が挫けそうな時…そんな状況で、参加者を始末する事が出来た。
もう大丈夫だ。二度と決心が鈍ることはない。
この先何があっても自分は戦っていける。
安心すると、疲れがどっと出てきた。
午前中の戦いだけでもかなり疲弊していたし、今の戦いも楽ではなかった。
元々夜までは休息するつもりだった所で戦いブラッディアーマーも着用したのだ。当分の間行動は避けよう。
近くの民家に身を隠し、すずは食事を取って休憩した。


103 :断ち切る思い:2007/09/12(水) 09:02:37 ID:a2YwAp0F0

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『首輪爆破まで後20秒』
首輪から二度目の警告が聞こえる。
ミラージュの体は痺れたまま動かない。このままでは首輪の爆発で自分は死ぬ。状況は絶望的だ。
だが諦めるわけにはいかない。まだ爆発まで20秒ある。
その間にこの危機を乗り越える方法を考えようと、ミラージュは必死で頭をフル回転させた。
ここに人が来て助けてもらうのが一番確実だが、ここに人が来る可能性は限りなく低い。
一発逆転ができそうなアイテムも無い。
自分で何とかするしかない。何か、何かないか。この禁止エリアから脱出する方法は。


…一つだけ思いついた。
幸いにもその方法を行えるように、今自分は仰向けで倒れている。
上手くいくかは分からないし、失敗する可能性の方が高い。
だがやってみるしかない。
『首輪爆破まで後10秒』
痺れながらも全員のエネルギーを一点に―胸の前に集中させた。


「マイト・ディスチャージ」

瞬間、ミラージュの体と地面の間に爆発が起こる。
その衝撃で彼女は空中へ投げ出された。

麻痺しているため受け身も取れず、地面に叩きつけられる。
そして…首輪の警告が止まった。


成功したようだ。
自分と地面の間で爆発を起こし、自分の体を吹っ飛ばす。
運良くC-04エリアの方向へ飛んでくれたおかげで、ギリギリC-05から脱出できた。
ミラージュは安堵の溜息を吐く。
どうやら麻痺が解けたようで、体を動かすことが可能になった。
起きあがろうとするが、体中に激痛が走る。何とか近くの塀まで這っていって寄りかかるが、立てそうにない。
「…無様、ですね」
自分は何をやっているのだろうか。
開始早々油断して気絶させられ、目が覚めたのは放送後。
荷物は無くなり、禁止エリアも、仲間の安否を確認することもできず。
そして殺し合いに乗った者を止める事にも失敗し、残ったのは自身へのダメージだけだ。

ともかく、この状態では何もすることは出来ない。
しばらくは傷の回復に専念するしかない。
「…本当に、無様です」
これまで何もできずにいて、そして今も何も出来ないのが、たまらなく歯痒かった。



104 :断ち切る思い:2007/09/12(水) 09:03:47 ID:a2YwAp0F0
【C−4/午後】
【ミラージュ・コースト】[MP残量:70%]
[状態:疲労大、全身に傷痕(特に前の上半身に集中、深い傷もあり)、左頬に切り傷、衣服ボロボロ]
[装備:無し]
[道具:無し]
[行動方針:このゲームから脱出してルシファーを倒す]
[思考1:体力の回復]
[思考2:鎌石村で仲間及び参加者を探す]
[思考3:第一放送についての情報を集める]
[思考4:煙の発生場所(G−3平瀬村分校跡)に行く]
[現在位置:C-04北東、C-05との境界線付近]
[備考:第一放送は聞いていません。(C-05が禁止エリアという事は把握)]



【藤林すず】[MP残量:0%]
[状態:疲労極大]
[装備:アントラー・ソード@VP]
[道具:サーペントトゥース@SO2、ブラッディーアーマー@SO2、ノエルの支給品×0〜2(本人確認)、荷物一式×3]
[行動方針:生き残る]
[思考1:次の放送まで休息]
[思考2:暗くなったら行動開始]
[思考3:自分が死んだ場合はクレス、チェスター、アーチェ、クラースの誰かに優勝して欲しい。そのため四人の殺害には消極的]
[現在位置:C-04中心部 民家の一室]





以上です。
麻痺状態で技が使えるのかって辺りに疑問を感じるんで、その辺の判断をお願いします

105 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/12(水) 16:42:15 ID:LDzaFgtx0
>>104
GJ!
近くにチャリンコマスターがいるのにこの状況はやばすぎるw
いや、両者とも疲労困憊でろくに動けないことが逆に幸いなのか?
麻痺はSO2だと完全に行動不能だったけど、SO3の場合はどうだったっけ…?

それと、読んでいて気になった点が二つほど。
・ミラージュはフラッシュチャリオットを使えないのでは?
・マイトディスチャージを仰向けで発動したら、身体が地面にめり込む気が…
上記二つ以外は特に問題無いかと。
何はともあれ、投下乙でした。

106 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/12(水) 17:26:21 ID:HpCnDqpE0
>>104
超乙!
ミラージュ死ぬかと思ったら、また生き残ったかw

麻痺状態での技使用はどうなんだろ……
SO3の場合も行動不能になってたから正直厳しいかも

107 : ◆Zp1p5F0JNw :2007/09/12(水) 18:24:30 ID:a2YwAp0F0
>>105
確認したらミラージュはフラッシュチャリオット使えませんでしたね。すいません。
あと仰向けの部分はうつ伏せの間違いでした。恥ずかしいミスばっかだ…。

>>106
麻痺状態でのスキル使用はやっぱ厳しいですかねえ
自分もそこが一番微妙だと思ってたんですが…

108 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/12(水) 23:12:49 ID:HpCnDqpE0
>>107
俺は本当はそれぐらい良いと思ってるけど、他の人の意見はどうなんだろうね。
それにしても過疎化が進行してる気がする

109 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/12(水) 23:16:47 ID:HpCnDqpE0
と、肝心の理由を書き忘れてた。

やっぱり麻痺の効果が強すぎると、このままいけば麻痺=負けになっちゃうからだな。
麻痺してもまだ反撃の余地があったほうが展開に幅が出ていいかと思って。

110 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/13(木) 00:39:21 ID:A/tCuvYC0
>>104GJ!
ガチで戦ってこういう殺し方もあるのかと正直驚きました。
まぁ結果的に仕留め損なっていましたがw

麻痺に関しては自分も特に気にしないけどなぁ。
流石に麻痺ってて体を動かすような技はNGだけど、放出系って言ったら良いのかな?
そのての技は体を動かさなくても気を練れればできそうだし。
何より>>109さんに同意で展開に幅が出来るってのはいいことだと思いますし。

111 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/13(木) 01:03:29 ID:BjOYhVt9O
>>104
GJ
すず、詰めが甘い、甘すぎるぞ。

麻痺に関して、俺は問題ないと思うよ。
ちなみに、ブルースフィアの麻痺は行動不能ではなく動きが遅くなるだけ。勿論麻痺中も技を使用できる。

112 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/13(木) 01:19:58 ID:70FNpDtG0
とりあえず麻痺に関しては「頑張れば少しは動けるが、歩く・物理的な攻撃はほぼ無理」
という感じでいいのかな?
俺は日常でよくある足の痺れが全身に回った状態を想像してるんだがw

113 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/13(木) 15:06:17 ID:7izAUy2c0
>>104
久しぶりのSSにGJ
ミラージュがやっと活躍したな
不遇だったから本当にミラージュ好きにはたまらんよ

麻痺に関しても特に問題ないと思います
SSでうまく表現するとか
「頑張れば少しは動けるが、歩く・物理的な攻撃はほぼ無理」
見たいな感じだったら


114 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/14(金) 15:40:51 ID:MKZ1vdXf0
ちなみにこの麻痺ってどれくらい残るの?

次ぎ書く場合気になりそうなところだけど

115 : ◆Zp1p5F0JNw :2007/09/14(金) 21:00:14 ID:StXx2rQ80
麻痺については容認して下さる方が多くて良かったです。
多分ダメだったらミラージュには死んで頂く事になってたので…。

とりあえずしたらばに修正版をあげておきました。
修正個所は
・ミラージュの技をフラッシュチャリオット→インフィニティ・アーツへ変更、それに伴い一部の文章を修正
・ミラージュの倒れ方を仰向け→うつ伏せに修正
・すずの状態欄に備考の欄を追加
の三つです。
wikiの方も直しておきます。

116 : ◆Zp1p5F0JNw :2007/09/14(金) 21:03:30 ID:StXx2rQ80
>>114
以前ロウファが麻痺になった時は「思ったよりも早く痺れから回復した」という描写があったんで
体が全く動かせない状態はそんなに長くないと思います。んで、自分の場合は「30秒〜1分程度」と考えて書きました。
ただ動かせるようになっても多少は痺れが残ってるとか、そんな感じでしょうか。

117 :デフォルト名無し変更論議中@専用スレ:2007/09/14(金) 21:20:55 ID:MKZ1vdXf0
>>116了解です。

全快は大体30分から1時間ぐらいを目処でいいですよね?

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 08:03:19 ID:6Y/XHRwJ0
今書いてる人いる?
初期から書いてる人とかまだどんくらい残ってるんだろ

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 11:33:41 ID:yAQjYQMl0
>>118
一応初期は書いてたけど、最近はさっぱり書けてない。
っていう人がここに一人。

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 12:54:28 ID:H+gCju3k0
>>118
同上。
最初の頃に1話だけ書いたが、その後はちょっと尻込みしてな…

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:29:28 ID:SobNOIS7O
>>118
ネタはあるけど書く暇がない初期書き手ならここに
大学入ったら余暇たくさん出来るなんて都市伝説だったのね……

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:14:28 ID:BHQ1vczb0
初期ではないけど1スレ目の途中から書き始めて、今もたまに書いてる。

今は断片的にやりたいネタはあれど、上手くつなげられなそうで書けてない。


123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 09:28:23 ID:lOhDliJEO
>>118
同上。
今はプロットまでは出来ているが、なかなか筆が進まないでいる。

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/21(金) 22:08:54 ID:hZNVNDV3O
保守

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 00:30:28 ID:TzM4Eeob0
ラジアータって小説出てたりする?

未プレイでRSのキャラ絡みの話が書けないから読んでみようと思うんだけど…。

複数あったらオススメも教えて欲しいんですが。

126 : ◆wNjp7OZc.s :2007/09/22(土) 09:50:23 ID:5gL52skk0
申し訳ないが小説は分からぬ
マンガは人間編妖精編両方出てるよな

久々だけどガウェイン、偽ブレア予約

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 10:36:37 ID:f9Ravg/u0
>>125
全部で3冊売ってある。
ただ、出番がないキャラがいたりするし、
妖精編は原作と結末が違う。

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 12:54:31 ID:msKx/7rI0
>>126,>>127サンクスです。
小説でも出きれてないキャラがいるようでは漫画も厳しそうですね。
やっぱゲームの方やるべきですかね。
>>126久々に予約ktkr!マーダーとジョーカーの絡み期待してます。




129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 13:10:57 ID:1b9uyg6q0
>>126
期待してます。
ブレアは今回もうまく立ち回れるのか…?

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:12:18 ID:37eOTJky0
保守代わりにいくつか質問。

1.会話は普通に別作品の連中とも出来てるけど、別作品の文字は読めるのかな?
SO2とSO3はまぁ、読めるとして問題がないけど、VP世界の文字をRS世界の連中は読めたりするんでしょうか?

2.主催打倒エンドの場合当然ルシファー倒して終わるんだろうけど、ルシファーは今どこにいるの?
やっぱSO3みたく沖木島とは別次元の世界にいるんでしょうか?それとも沖木島と同じ次元世界の別の場所?

今考えてる話でここどうなってるんだろうと思った事なんですが解る方お願いします。

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:07:48 ID:koWWhK+r0
1.その作品固有の古代文字(TOPでアーチェしか読めなかったやつ)とかなら他作品キャラは読めなさそうだけど
道具に添付されてた説明書を全員が読めてるわけだから、基本的に共通で理解できる文字が使われているのでは?
ぶっちゃけ日本語とか英語とか…

2.それは書き手さん任せかと。
最初に描写したもの勝ちとは言わないが、その展開に無理が無ければそれが正式採用されると思う。

二つとも個人的な意見でスマソ

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:13:50 ID:X9noZESn0
>>125
亀だが、ラジアータは仲間が100人以上仲間になるので
小説や漫画でカバーできるはずがないので、本編をやるのを
おすすめします。中古なら安いし片方のルートを
12時間ぐらいでクリアーできるので。

133 : ◆yHjSlOJmms :2007/09/25(火) 17:31:12 ID:37eOTJky0
>>131そうですか。では、考えているのがあるので書いてみようと思います。
というか後は推敲とその案が間違ってないか検討するぐらいなんで明日辺りには投下できそうです。
と言うわけで、クリフ、ルーファス、ミラージュ、すずを予約します。

ちなみに>>125は自分なんですが>>132そうですね。思ったより短いみたいだし手を出してみようと思います。
ただ明後日やりたいRPGが出るんで来月以降になりそうです。



134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/30(日) 13:45:32 ID:L8g49MvDO
>>133
超期待してるんだぜ



あと今更ながらwiki編集してくれてる人超乙
辞典にクレスのダジャレの項目が出来てるのに吹いたんだぜ

135 : ◆wNjp7OZc.s :2007/10/02(火) 03:24:37 ID:p2GF4CIm0
予約期限切れてるのに放置して申し訳御座いません。
完成したので投下します。

136 :共演 ◆wNjp7OZc.s :2007/10/02(火) 03:25:35 ID:p2GF4CIm0
彼は恐らく生きている。
エイミにグールパウダーを飲ませ襲わせたが、参加者中屈指の実力を持つレザード・ヴァレスがやられるだろうか。
先程見た巨大な電龍、恐らくは彼の魔法。
餌食となったのはエイミだろう。
そういえば一緒にシンとかいう魔物がいたが…まあ、そいつはどうでもいい。


レザードが生きてるとなるとブレアには一つ問題が起こる。
彼は自分が殺し合いに乗っている事を知っている。
できるだけ正体を隠しながら行動したい自分としては非常に都合が悪い。
事の顛末を見ずにその場を脱してしまったのは少々浅はかだったかもしれない。

レザードは自分から情報を得ようとしていたから、こちらが不利になるような事はしないとは思う。
自分が死んだら情報を引き出す事も出来ないのだから、向こうがこちらを殺すならもう一度会ってからにするだろう。
しかしその事も踏まえても、マーダーである事をバラされてしまう危険性もある。
これを避けるにはどうしたらいいだろうか?


ともかく、早い内に他の参加者に会っておきたい。この周辺で人が集まりそうな箇所は…。
鎌石村はまずい。向こうの方角にはまだレザードがいる可能性がある。
となると、ここから南下して鎌石村小学校に向かうのが妥当だろう。
周辺に人が集まりそうな箇所は他に無い。

そう決めて、ブレアは鎌石小中学校へと向かった。



137 :共演 ◆wNjp7OZc.s :2007/10/02(火) 03:26:10 ID:p2GF4CIm0
「誰もいないわね…」
鎌石小中学校に到着し、校舎内を一通り見て回ったが参加者は一人もいない。
「ハズレだったかしら?」
地図上でも目立つように記載されている以上、人が集まると予測していたのだが。
すぐ南のエリアが禁止エリアになった事で、この場を去ったのかもしれない。


さて、これからどうするか。
延々とここにいるのはいささか効率が悪い。
これから参加者が来る可能性も決して低くないが、周辺に禁止エリアがある事を考慮すると目指そうとする者も少なくなるかもしれない。


考え込みながらふと窓の外を見ると、校舎の方にやって来る人影が見えた。
しめた。参加者だ。
すかさず外から見つからないような位置に隠れて、参加者の様子を伺う。
剣を持った、赤い髪の壮年の男だ。
(あの風貌…確か、ガウェイン・ロートシルトという男だったかしら?)
情報によれば、なかなかの実力者だったはず。
ここで1対1で勝負を挑んでも、殺すのには骨が折れそうだ。
さらにガウェインはかなり周辺を警戒している様子が見られる。あれでは姿を隠しながら近づいたところで、すぐに気付かれてしまう。
よって、不意打ちも難しい。


(ま、まだ殺すつもりはないけどね)
元々次に会った参加者を殺そうとは考えていなかった。
今は直接参加者を減らす事よりも優先すべき事がある。
それにただひたすら殺すだけでゲームがスムーズに進むとは限らない。
ガウェインが校舎の近くまで来た事を確認すると、ブレアは校舎を出て彼の下へ向かった。


138 :共演 ◆wNjp7OZc.s :2007/10/02(火) 03:27:29 ID:p2GF4CIm0
ブレアが姿を現すと同時に、ガウェインは剣を構えた。
さらに殺気を滾らせてこちらを睨んでくる。
(あらあら、随分とやる気ね)
ここでこちらが戦う構えを取れば、即座にガウェインは斬りかかってくるだろう。
ブレアは戦う素振りを見せぬよう、あえて隙だらけに見えるように振る舞った。
「ああ大丈夫ですよ、私はここで殺し合うつもりはありませんから」
まずは非マーダーを装う。だがガウェインは構えを解かず、殺気も全く消えない。
(こっちが非好戦的な態度を見せても殺気は消えない…この男はゲームに乗ったとみてよさそうね)
できればゲームに乗っていない者の方が扱いやすくて良かったのだが仕方ない。
「まあ、貴方がゲームに乗ってようが乗ってまいが関係無いことです。でもよければ、少し私の話を聞くつもりはありませんか?」
「…どういうつもりだ?」
ガウェインが初めて口を開く。
こちらの話を聞くつもりになったようだ。心の中でほくそ笑む。
「私の名はブレアと言います。以後よろしく」
「お前の名前などどうでもいい。用件を手短に話せ」
剣を構えたまま相変わらずブレアを睨み付けるガウェイン。だがほんの少しだけ、先程より警戒心が薄れたように見える。
「せっかちね。ま、私としても長話する気は無いし…」
ブレアは語る。自分の立場、そして目的を。


ブレアがガウェインに話した事柄は3つ。
一つ目は、自分が主催者ルシファーの妹だという事。
二つ目は、自分と面識があり、仲間である(あくまで『本物のブレアは』だが)フェイト達の事。
三つ目は、自分はこの殺し合いを成功させる為に送られた『ジョーカー』だという事。


聞き終わったガウェインは半信半疑だった。
怪訝な表情でブレアを見つめる。
「…仮にお前の言う事が全て真実だったとしよう。何故、それをこちらに話す必要がある?」
ガウェインからしてみれば、ブレアがそんな重要な事を自分に話す意図が掴めない。
真実か、ウソか。どちらかと言えば狂言である可能性が高いとガウェインは考えた。
「信じる信じないはそちらのご自由に。貴方に身分をバラしたのは、少し私に協力してもらおうと思ったからよ」
「協力だと?」
「ええ。協力と言うには、少し大袈裟な表現かもしれないけどね」
「話してみろ」
「簡単な事よ。レザード・ヴァレスという人物が殺し合いに乗っていると、他の参加者に広めて欲しいの。
そして私が殺し合いに乗っていないとも。とりあえずはそれだけよ」
用件は予想外に単純でシンプルなものだった。
協力しろ、などと言うからには共闘させられるか、それに近い事を強要してくると思ったのだが。
「分からんな。お前に、そして何よりこちらに何の得があるという?」
「言ったでしょう。私の目的は殺し合いを円滑に進める事。参加者を混乱させる事ができればいいのよ」
「…」
「こちらの言う事だけを押しつけるつもりはないわ。そうね…貴方は殺し合いに乗っているようだし、
『ガウェイン・ロートシルトは殺し合いに乗っていない』と他の参加者に会ったら言っておくわ。これなら貴方も動きやすくなるでしょ?」
再び黙るガウェイン。
対するブレアは、あくまで余裕の表情を崩さない。
究極な話、ブレアとしてはガウェインがこの話を断っても構わなかった。
『レザードが殺し合いに乗っている』この話をガウェインに聞かせれば充分だったのである。


レザードはブレアが殺し合いに乗っている事を知っている。
このままでは色々な参加者の間にその情報が知れ渡ってしまうだろう。
これを防ぐにはどうしたら良いか?
答えは簡単。
先に「レザードはマーダーだ」という情報を広めてしまえばいい。
レザードがマーダーだと認識していれば、彼の言う事など誰も信じない。
お世辞にもあの男、他人から信用されやすいようには見えない。元々知り合いというエイミがあの態度だったのだから。
対してこちらには自分を『本物のブレア』と思っているであろうフェイト達がいる。
どちらが多くの参加者から信頼されているかは火を見るより明らかだ。


139 :共演 ◆wNjp7OZc.s :2007/10/02(火) 03:28:15 ID:p2GF4CIm0
例えガウェインがこちらの申し出を断っても…。
彼がこの情報を他の参加者に広めるであろう事は予想できる。
ゲームに乗っているなら、殺し合いをスムーズにしたいという考えは自分と変わらないだろうから。

「勿論、私にとって優勝はどうでもいいから、もし私と貴方が生き残ったなら貴方に優勝は譲るわよ?」
そう言ったら、ガウェインの表情が一瞬変わった。そして
「…自分が生き残るつもりはない」
と小さく呟く。
(生き残るつもりがない?)
それなら何故殺し合いに乗るのか?…考えられる理由は、他の特定の参加者を生き残らせる為だろうが…。
だが彼の息子であるガンツ・ロートシルトは既に死亡している筈だ。他にガウェインが生き残らせようとする参加者は…。
少し考えるが、さすがにそこまでの情報はブレアには無かった。
「他に生き残って欲しい人物がいるという事?名前を教えてくれれば、その人物が死なないようにこっちも考えるわよ?」
問いかけるが、ガウェインは無言のままだ。
(さすがにそこまでは信用しないって事ね)
引き出せる情報は引き出しておきたかったが、変に深入りして余計警戒される訳にはいかない。
ここらが潮時ね、とブレアは判断した。



140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/02(火) 03:29:44 ID:Yim9dfWLO


141 :共演 ◆wNjp7OZc.s :2007/10/02(火) 03:29:50 ID:p2GF4CIm0
数分後、ガウェインはブレアと別れ鎌石小中学校を後にした。
結局、彼はブレアの提案を了承する事にした。
自分はブレアは殺し合いに乗っておらず、レザードという人物は殺し合いに乗っているという情報を広める。
さらにガウェインはこれまで自分が戦ってきた相手の特徴を伝えた。
そして彼らが殺し合いに乗っており、かつ自分が殺し合いに乗っていないという情報をブレアが流す事になった。

ブレアを信用したわけでは無い。
だから自分が生き残らせるべき人物の名前は口にしなかった。
ブレアが約束通り自分が殺し合いに乗っていないと伝える可能性も低いだろう。
それならば何故彼女の案を承諾したのか?

それは例えブレアが先程の情報を広めなくても、それ以上のメリットがあると考えたからである。
ガウェインとしても殺し合いが加速する事は願ったり叶ったり。
特にレザードという男は相当な実力者であるようだし、彼の包囲網が築けば直接相手にしなくて済む。
自分一人で残りの50人余りを相手にするのはどう考えても厳しい。
ならば他の参加者同士で潰し合ってくれた方が遥かに生き残れる可能性は高い。
唯一の不安はリドリーが巻き込まれてしまう可能性がある事だが…彼女の強さもなかなかのものだし、そう簡単には死なないだろう。


しかしガウェインの表情は暗い。一つ大きな後悔をしたからだ。
昼の放送…そこで呼ばれたのは、息子の名前だった。
ガウェインは名簿を見ていなかった。
始めに集められた場所でリドリーの姿を確認し、彼女を生き残らせると決めたガウェインにとって
名簿を読むことなど意味の無い事だったからだ。
だが気付くべきだった。
自分やリドリーが殺し合いに呼ばれたのなら、他にも知り合いがいる可能性があるという事を。
もし最初にガンツがいた事に気付いていれば…もっと、別の道を歩むこともできたかもしれない。
殺し合いに乗るという道以外に、生き残る方法を模索していたかもしれない。
全てにおいて、気付くのが遅すぎた。


――あれも騎士の端くれ。きっと弱い者を助け、その命を散らしたのだろう。
ガンツが参加している事に気付かなかった事は悔やんでも悔やみきれない。
しかし過去は変えられない。
自分に出来ることは、最初の意志を貫き通す事。
ここで止まってしまったら、気付かないまま死なせてしまった息子にも申し訳が立たない。
もう迷うつもりは無い。
親友の息子が参加している事を知っても、ガウェインの決心は揺るがなかった。




142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/02(火) 03:30:54 ID:Yim9dfWLO


143 :共演 ◆wNjp7OZc.s :2007/10/02(火) 03:31:00 ID:p2GF4CIm0
鎌石小中学校に残ったブレアは今後の方針を思案していた。
鎌石村の方はガウェインに任せた事だし、自分は他の場所を目指してみよう。
ここから一番近いのはホテル跡。ガウェインの話では、ここで戦闘したという事だが…。
そこへ行ってみるのが面白そうだ。
そう思ったが、時計を見るともう放送まであと僅かとなっていた。
ここは放送を待ってから行動するのが正しい。新たな禁止エリアなどが分かれば作戦も立てやすくなるであろう。


「ガウェインは役に立つかしら?」
彼はゲームの成功には欠かせない『マーダー』。できるだけ多くの参加者を殺してもらいたいものだ。
最も向こうもこちらを完璧に信用してはいないであろうが…。

ガウェインから聞いた、彼と戦った四人の特徴。
恐らくは殺し合いに乗っていない連中だと推測される。
もし彼らが殺人鬼だと言われたらどうなるだろうか?

彼らと会った者は情報の相違に混乱し、疑心暗鬼に陥るだろう。
彼らと親しい者はその所業を聞き、嘆き悲しむだろう。
そんな光景を思い浮かべるだけでブレアの顔には笑みが浮かぶ。


『勿論、私にとって優勝はどうでもいいから、もし私と貴方が生き残ったなら貴方に優勝は譲るわよ?』

ふと、ガウェインに言った言葉を思い出す。
(ルシファー様はどちらを喜ぶかしらね)
自分の優勝と、ガウェインの優勝。
勿論予め仕込んでおいた者より、他の参加者が優勝した方が喜ぶだろうが。
…すると、私は?
さっきは優勝は譲ると言ったが、それは自分が死ぬという事か?
確かに自分は優勝などどうでもいいと思っているが、優勝できない者に待つのは『死』のみ。


…全く問題無い。
私はルシファー様の忠実なる僕。あの方こそが自分の全て。
彼が死ねと言えばすぐに死ぬ覚悟は出来ている。
ルシファー様が作り上げたシナリオで私が死ねるのなら、それで満足なのだ。
そんな事を考える意味など無い。
それよりも早く参加者を殺したい。
エイミにグールパウダーを飲ませる事には成功したが、まだ直接自分で殺した参加者はいない。
放送まで、拷問の方法でも考えようかしら?

教室の中に、小さく不気味な笑い声が響く。
自分の中に渦巻いてくるどす黒い感情が、ブレアには溜まらなく心地良かった。

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/02(火) 03:35:37 ID:Yim9dfWLO
さるさん食らったんで、状態表はしたらばに投下しておきます

ちょっとロワ用語使いすぎかなとも思ったんですが、まあジョーカーだしいいかなと…
何か矛盾などありましたらよろしくお願いします

145 : ◆yHjSlOJmms :2007/10/02(火) 22:33:54 ID:ypiWeL8L0
>>144新作ktkr!GJ!
そういえば今の段階では参加者間でのガセ情報の流布がされてなかったんですよね。
今後の展開に幅が持たせられるようになったんじゃないでしょうか?

それと予約>>133なんですが、禁止エリアで行動させてしまうという初歩的なミスが見つかったんで
そこ修正しますんでもう2,3日ください。

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/03(水) 00:13:57 ID:2RYeKVJM0
>>144
新作乙!
いやー、ブレア殺されなくてよかったよかった(何
思わず手に汗を握っちまったぜ。

>>145
了解、焦らずにどうぞ〜

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/07(日) 01:50:00 ID:pkc8eR0jO
やっと休みがとれた……
>>144
投下乙!
果してガウェインさんは、ちゃんと誤情報を広められるのだろうか

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/07(日) 20:05:55 ID:0JC7iBOK0
ガウェインさんは地味に書き難そうなキャラクターだからな…

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/07(日) 23:25:24 ID:ww4xkOgO0
未だに放送後動いてない、というか動かされないミカエルが悲しくなってきた…

…いや、逆に忘れられているということは生存フラグか?

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/07(日) 23:51:58 ID:nVmnkyFN0
ミカエルの話も考えてるんだけど、他の奴の話の方が書きたいんだw
そっちの話も全然書けてないけど…

151 : ◆MJv.H0/MJQ :2007/10/08(月) 00:50:47 ID:rSG5lcbWO
ミカエルは自己リレーになるからパス。

ソフィア、レナス、レザード、ブラムス予約します。

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/08(月) 08:44:56 ID:uHhZX6o/0
予約お疲れさまです。完成するのを期待しながら待っています。

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/08(月) 15:56:15 ID:jSi8ME+O0
最強(狂?)パーティktkr
期待してます。

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/10(水) 16:26:16 ID:PNCu67onO
そういえば>>145ってどうなったの?

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/11(木) 02:12:53 ID:WrPQPolY0
自分より前の人が予約していなかったら。
クロード、チサト、ガルヴァドス、チェスター、ボーマンを予約します。

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/11(木) 02:48:49 ID:ColEC7Kq0
「予約していなかったら〜」じゃなくて、予約してないかどうかくらいは確認しておくように。
まあその5人は予約されてないけど。
あと予約の時は鳥必須だよ。とりあえずwktkしとくぜ。

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/11(木) 12:54:49 ID:mFpllsiB0
予約もそうなんだけど、63話の最後で

クロードは知らなかった。
今逃げてる方向にはそのアシュトンがいて、その彼が相当殺気立っていることを。

ってリレーのための伏線あるのに、伏線放置しちゃうのはよろしくないと思う。

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/11(木) 13:51:18 ID:IppMQiqZO
まだ伏線放置すると決まった訳じゃないんじゃない?

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/11(木) 14:40:04 ID:dpz/hPcEO
方向にいるだけで遭遇すると決まったわけじゃないからな
森ん中ではそう簡単に人と遭遇しないだろう

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/11(木) 15:11:51 ID:hfpUTiqq0
まあ実際必ずしも伏線回収しなきゃならんってわけでもないしな
そういうのを義務付けたらリレーの展開がかなり限定されることになるし
何にせよ鳥は必須だぞ

161 :WrPQPolY0:2007/10/11(木) 22:28:29 ID:Ho+bLBPk0
ゴメンヌ。
今俺が書いてんのにアシュトンの伏線ねーや。
鳥とはよく解からんがこれで良いのか。

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/11(木) 22:44:19 ID:ColEC7Kq0
鳥は名前欄に#を打って、その後に適当な単語や文字列を打ち込むんだ

163 : ◆pLCc.qkfzw :2007/10/11(木) 22:47:43 ID:Ho+bLBPk0
こんな感じか?

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/11(木) 23:29:32 ID:ColEC7Kq0
OK。
ただ伏線を全て回収する必要は無いが、最低限今までの話とかと矛盾が無いようにな。

165 : ◆pLCc.qkfzw :2007/10/12(金) 00:13:25 ID:QeWOsV2N0

「ん?あれは……」
その男は森を歩いている最中だった。前方に三つの人影があるのに気づいた。

「あら?あれは…」
その女性は負傷した仲間を手当てしている最中だった。前方に一つの人影があるのに気付いた。

「チサト!」
「ボーマン!」
二人はほぼ同時にお互いの名前を叫んだ。
二人はかつて生死をともにした仲間だった。
『だった』というのは、一人はすでに後戻りできない道に進んでしまったためだ。
もう昔のように一緒に笑いあえる仲にはなれない道に。
だが、その後戻りできない彼はいきなり襲い掛かるほど馬鹿では無かった。

自分と互角近い格闘技の腕前を持つ女性。

見た限り負傷しているとはいえ、巨大で凶悪そうな化け物。

隙がなく、辺り万遍に殺気を振りまいてる、おそらく相当な使い手であろう男。

この三人と戦えば、自分の勝利が限りなく薄いであろうということを、
ボーマンは瞬時に判断した。
「……良かった。ようやく仲間を見つけたぜ。ま、聞くまでも無いだろうが、
お前はこんなゲームに乗っちゃあいないよな?」
「当ったり前でしょ!!あ、安心して二人とも。この人は味方よ。信頼できるわ。一見胡散臭いけどね。
…………それと、ボーマン、あなたに伝えなきゃならないことがあるわ」
「……俺に伝えなきゃならんこと?」
「ええ……」

 # # #


166 : ◆pLCc.qkfzw :2007/10/12(金) 01:24:26 ID:QeWOsV2N0
「クロードが!?」
「ええ。信じられないでしょうけど……」
チサトから今までの経過とクロードがこのゲームに乗ったと言う事を聞かされた。
信じられなかった。
クロードはかつての自分たちのリーダーだ。
ボーマン自身も、自分の目でクロードという人物を見て判断し、自らの命を任せるに足る人物だと
思ったからこそ、リーダーと言う座を任せ、一緒に行動をしていたのだ。
その彼がこのゲームに乗った?
信じられない。
だが、チサトが嘘を言ってるとも思えなかった。
「間違いないか?」
「ええ、本当よ」
「しかし、お前はそそっかしいからな。
クロードがただ単に紛らわしい行動をしたから勘違いしただけというのも有り得る」
「そそかっしいって何よ!それにクロードは私達に技をぶつけてきたのよ!勘違いなんかじゃないわ!」
「そうだ!!あの野郎は!学校を燃やしやがった!俺も見たぜ!
あの野郎がその女を殺そうとしてんのを!あの野郎が!娘を殺したのを!」
チサトの勢いの良い剣幕にのって、チェスターも溢れんばかりの大声でクロードのことを罵った。
「……だが、クロードは『誤解だ』みたいなことを言ってたんだろ?」
「バッカねぇ。それはクロードが私達を油断させようとした言葉でしょ?」
「馬鹿はお前だ。クロードがお前達に優しく声をかけて近づいてきたならまだしも、
いきなり技をぶつけて、その相手に向かって、『誤解だ』なんて言っても仕方がないだろう?
仮にクロードがヤル気だとしたら、技をぶつけた瞬間、相手に自分はヤル気だと認識させるわけだからな。
その男の話も同様だ。もしクロードが学校を燃やしたとしたら、それを指摘されて、『誤解だ』なんていうのは
明らかに不自然だ。普通『見てたのか』とか言うはずだろう?
なのに追っても来なかったなんて、やはり不自然だ。
その男に聞く。本当にクロードが学校に火をつけたのか?
チサトに聞く。本当にクロードは殺気を持って向かってきたのか?」
「うっ……で、でも、それだけじゃあクロードがゲームに乗ってないって言い切れるわけじゃないじゃない!」
「もちろんそうだ。だから俺はこれからクロードに会ってみることにする」
「「「!?」」」
この言葉にチサトもチェスターも今まで事の成り行きをみていたガルヴァドスも、驚愕の色を示した。
「もし、次の放送で、俺の名前が呼ばれたら、クロードはやはりゲームに乗ったと断定してくれていい。
だが、俺が『信用できる』と判断したら、ここに連れてくる。それでいいな?」
このボーマンの案に二人、主にチサトは猛反対した。
自分達が隠れながら見ていく、と言ったが、ボーマンは受け入れなかった。

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/12(金) 01:32:33 ID:hcMkJmpS0
リアルタイム投下ktkr!

支援だ!!

168 : ◆pLCc.qkfzw :2007/10/12(金) 01:57:37 ID:QeWOsV2N0
ガルヴァドスの看病と、疲労しきったチェスターを守る存在はお前しかいない、
と言われては断りきれるはずもない。
代わりというか、ボーマンはチェスターにエンプレシアを譲り受けていた
「悪ぃな」
「気にするな。どうせ俺には使い切れん」チェスターはそうはき捨てるように言った。

火傷用に調合した薬をボーマンはチサトに渡した。
「塗り薬だ。痛みも和らぐだろうから二人に使ってやんな」
「わかったわ。………死なないで」
「大丈夫だって。俺の見込みじゃクロードがこのゲームに乗った可能性は半々って所だ。
それに俺は剣技じゃあともかく、格闘技はパーティー最強を自負してんだぜ?
なぁにニーネの顔も見ずに死んでたまるかってんだよ」
「ええ……。そうよね、ニーネさんと、もう一回会わなきゃね」

(さぁて、どうするかな)
森の中を、チサト達に教えられた方角に従い、ボーマンは歩いていた。
(果たして俺が本当にクロードを殺せるかどうか…)
チサト達に言った事はほとんど本当だ。
嘘なのは、クロードがゲームに乗っていよういまいと殺そうという事だけ。
装備等の総合戦力を考えれば、クロードがヤル気だとしても今の自分にそう分は悪くないと思っている。
だが、自分はまだ迷っている。
チサト達三人を見たとき、戦力差の落胆とともに、どこか自分が安堵したのを覚えている。
やはり、自分はまだ怖いのだ。かつての仲間をその手にかけることが。

だが、迷ってばかりもいられない。

クロードがゲームに乗っていなかったらともかく、乗っていたらもはや迷っている暇などない。
だが、一方で。
クロードがヤル気だったら、自分はクロードを殺せる覚悟ができる。
だが、もし乗っていなかったら……果たして自分は彼を殺せるだろうか?

ボーマンは、自分がクロードがどっちの状態を望めば良いのか解からず、悶々としたまま、
森の奥深くへと消えていった。


169 : ◆pLCc.qkfzw :2007/10/12(金) 02:01:06 ID:QeWOsV2N0
一時中止です。
時間が遅くなったので、続きは明日か明後日あたりに投下します。
予約はこのままということでお願いします。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/12(金) 02:09:09 ID:G+SuDpOl0
もしかして、リアルタイムで書いてる?
基本的に投下する時は完成したものをコピペしてくるのが望ましいんだが。

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/12(金) 02:20:47 ID:hcMkJmpS0
今のところ誤字はなさそうですけど、次の投下の分とかはワードやメモ帳を使って書いて推敲したほうがいいんじゃないんでしょうか?

予約すればある程度は日を見てくれるから、一旦書いてみたのを見直し、訂正する意味でもそっちをオススメします。


172 : ◆ZhOaCEIpb2 :2007/10/12(金) 08:15:56 ID:dpOQ3Ac80
いきなり流れを切って悪いんだが
もう一度リベンジします

ミカエル、洵、ミランダ、ルシオを予約

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/12(金) 12:16:41 ID:YGbwvcL8O
>>172期待しています。
リベンジ頑張ってください。

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