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すぎやまvs植松vs近藤vs桜庭vs崎元vs伊藤vs光田

548 : ◆wZw9OU7QWE :2006/10/01(日) 03:57:23 ID:ySzuiYFW
>>547
「思う?どういうこと?」

光田は不思議そうに下村に問いかけた。

「・・・・・・関戸に何かしたでしょう。そのままじゃきっと連れて行けないわ。」

「じゃあ置いて帰るの?」

また意地悪く問いかける。下村はむくれて答えた。

「そんなわけないじゃない。福井に頼まれたんだから仕方ないわ。そんな猿真似作曲家、連れて行くのも面倒なんだけど。」

「ひどい言いようだな。こいつがただの猿真似作曲家じゃないことも知ってるくせに。」

一瞬だけ、ほんの一瞬だけ光田の表情が真剣になる。

「・・・・・・とにかく、関戸はもらっていくわ。福井が命かけるくらいの頼みなんだもの。無下にはできないわ。」

下村は言うなり、つかつかと二人に歩み寄る。

「・・・・・・わかった。とりあえず関戸は預けるよ。でも関戸が嫌がるんじゃない?げむちゃんに殺されてるしさ。」

光田は関戸から離れた。代わりに下村が関戸の前にかがみ込む。

「ひっ・・・・・・」

関戸が声を上げる。

「やっぱり怯えてるよ、どうするの?」

光田の問いには答えずに、下村は関戸に行った。

「いい?よく聞きなさい。この間のことは許してあげる。やられた振りしたことも謝るわ。だから一緒に来なさい。
あなたが断ったって連れて行くわ。福井の頼みなんだから、あなたもおとなしく付いてくればいいのよ。」

「ふ、く、い・・・・・・?」

「そうよ、福井はあなたを生き返らせたら私に迎えに来させるつもりだったのよ。みっちゃん・・・・・・光田と戦うためにね。」

「・・・・・・一緒に・・・・・・い、き、ます・・・・・・」

下村は振り返り、光田に言う。

「そういうことだから、彼はもらっていくわね。また会いましょう・・・・・・みっちゃん。」

「げむちゃん、またね。」

光田は手を振って下村と関戸を見送った。下村と関戸の姿がかき消えた。

「さぁ、どうなるかな。」

コツリ、コツリという光田の靴音だけが響いていた。

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